広陵のスラッガー、真鍋慧はなぜ“指名漏れ”となったのか? 今だから明かせる…スカウト陣が与えていた「本当の評価」
毎年ドラフト会議では指名が有力視されながら、最後まで名前を呼ばれることがない、いわゆる“指名漏れ”と呼ばれる選手が必ず出てくる。今年の“指名漏れ選手”で最も話題となった1人が、広陵のスラッガー、真鍋慧だった。
1年夏から名門の中軸を任され、甲子園での一発こそなかったものの、2度出場した明治神宮大会ではいずれもホームランを放ち、準優勝に大きく貢献した。
恵まれた体格とパワーで“広陵のボンズ”と呼ばれ、今年の高校球界を代表するスラッガーとして注目を集めていた。しかしながら、ドラフト会議ではまさかの指名漏れ……。3位までに指名がなければ、大学に進学するという「順位縛り」も大きく影響したと思われるが、意外な結果に驚いたファンや関係者も多かった。
なぜ、どの球団も真鍋を指名しなかったのか。筆者は、ドラフト会議後に複数のスカウトに、“指名漏れ”となった理由を聞いてみた。
◆スカウト陣は真鍋をどのように見ていたのか?
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