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独立リーグに急成長のリリーフ投手が登場!埼玉・利光康介にスカウト陣が熱視線

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。ドラフト候補を常にウオッチし続ける「プロアマ野球研究所」では、新シーズンで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は、独立リーグ2年目で急成長を遂げているリリーフ右腕を取り上げる。

2021年6月11日 ルートインBCリーグ公式戦
茨城3-埼玉

利光康介(埼玉) 24歳 投手 178㎝77㎏ 右投右打 山手学院→桐蔭横浜大

両チームの投手が持ち味を発揮して3対3の引き分けに終わったが、中でも最も強いインパクトを残したのが埼玉の抑えで登板した利光康介(24歳・山手学院→桐蔭横浜大)だ。

桐蔭横浜大から社会人のオールフロンティアに進んだものの、1年で退部して、昨年から埼玉でプレーしている。昨年6月にBCリーグでのピッチングを初めて見たが、まとまりはあったものの最速は140キロであまり印象には残らなかった。

しかし、今年は本格的にリリーフに専念すると、ストレートは140キロ台後半までスピードアップ。この日の最速は146キロだった。8回に登板して最速152キロをマークした元広島の辻空と比べてもボールの勢いは遜色ないだけのものがあった。

変化球は130キロ台のカットボールとフォークが中心。特にカットボールは130キロ台中盤のスピードがあり、打者の手元で鋭く変化するボールで、狙っていてもなかなかとらえるのは難しいように見えた。

元々フォームに悪い欠点がなく、バランス良く腕を振って投げられてコントロールも良いため、安心して抑えを任せることができる。

◆4球団のスカウトが視察

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