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日本大のエース小谷野楽夕、社会人野球での”飛躍”に期待大 2年後のドラフト会議では上位候補だ!

 まもなく日本シリーズが始まるプロ野球界ではあるが、来年のドラフト戦線はすでに活発化に動いている。「プロアマ野球研究所」では、来年以降のドラフト候補についても積極的に紹介していく。今回は社会人野球での飛躍が期待される大学4年生の大型右腕を取り上げる。

2020年11月4日 東都大学野球二部秋季リーグ戦
専修大0-4日本大

 勝利の立役者となったのが日本大のエース、小谷野楽夕(4年・日大三)だ。高校時代は今年ブレイクした坂倉将吾(広島)と同学年でともにプレーしていたが、最後の夏は故障でマウンドに立つことはできなかった。日本大に進学後は1年秋からリーグ戦に登板。昨年は故障に苦しんだが、この秋はエースとしてチームを牽引した。

 この日も立ち上がりから安定したピッチングを披露。時折、ヒットは打たれるものの、走者を背負っても、終始落ち着いた投球で最後までペースを乱すことなく完封勝利を収めた。下級生の頃は、どんどん腕を振って速いボールで圧倒するピッチングが持ち味だったが、この日の最速は142キロと長いイニングではそれほどスピードが出るわけではない。

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