ヤマハ・沢山優介　185センチの大型左腕が急成長！ドラフト上位候補に浮上へ　掛川西出身の3年目

3月も中旬となり公式戦や交流試合が増えてきたアマチュア球界。スカウト陣は連日球場に姿を見せているが、この冬の期間に大きく成長した選手も多く出てきている。今回は、そんな中から社会人3年目でのブレイクが期待される大型左腕を取り上げてみたい。

沢山優介（ヤマハ）　21歳　投手　185cm82kg　左投左打　掛川西 
※年齢は2024年の満年齢

2024年3月11日　東海社会人・愛知大学野球対抗戦
中京大0-10×ヤマハ（7回コールド）
 
投手成績
6回　被安打5　0失点　3奪三振　0四死球
 
3月11日に「岡崎レッドダイヤモンドスタジアム」で行われた試合は、ヤマハが序盤から中京大を圧倒して10対0でコールド勝ちを飾った。なかでも、先発のマウンドに上がった沢山優介は、見事なパフォーマンスを披露した。
 
掛川西時代は下級生の頃から大型左腕として評判となった沢山。甲子園出場は叶わなかったものの、3年にチームを春の東海大会優勝に導いている。高校卒業時点でもプロからの評価は高かったと思われるが、プロ志望届を提出せずにヤマハへ入社。昨年までの2年間は主要な大会での登板はなかったが、3年目の今年は紅白戦で150キロをマークするなど急成長を見せているという。
 
この日のスタンドには、沢山の成長を確認するべく、6球団8人のスカウトが視察に訪れていた。立ち上がりの1回をわずか8球で三者凡退に抑えると、3回までわずか被安打1と好投する。

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