広陵出身のリリーフ右腕に注目 駒沢大・山川大輝がドラフト戦線に名乗りをあげる!同級生の明治大・宗山塁に負けられない!
昨年のドラフト会議では、7人の投手が1位指名を受けて話題となった東都大学野球連盟。今年は、現時点で上位指名が確実視される投手は不在だとはいえ、力のある投手は決して少なくない。今回は、駒沢大のリリーフ投手、山川大輝(新4年)にスポットを当てたい。
駒沢大は、昨年春に東都二部に降格したものの、1シーズンで一部に再び昇格を果たした。投手陣を見ると、東田健臣(西脇工)と高井駿丞(広島商、いずれも新4年)という先発二本柱にスカウト陣の注目が集まっているが、もう一人、今後の成長が楽しみな投手は、リリーフを務める山川だ。
山川は、広島県出身。中学時代に「東広島ボーイズ」でプレーし、3年生の時に全国大会に出場している。地元・広陵に進むと、2年秋から主戦投手となり、3年夏の広島県独自大会で準優勝を果たした。なお、1学年上には、河野佳(2022年広島5位)や高太一(23年広島2位)、石原勇輝(23年ヤクルト3位)といった好投手がいた。駒沢大進学後、3年春からリリーフ陣の一角に定着し、リーグ戦デビューを飾っている。
筆者が、山川のピッチングを取材したのは、昨年9月5日に行われた駒沢大対専修大戦。1点ビハインドの4回からマウンドに上がった山川は、2イニングをノーヒット、無失点に抑えて、チームの逆転勝ちに貢献した(※試合は5対4で駒沢大の勝利)。
◆気になる“現時点でマッチする球団”は…!?
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