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ドラフト裏話!スカウト陣が今でも悔やむ…阪神の“あの主力選手”は育成でも指名ができた!
2019年春の東都大学野球一部リーグ戦。当時、亜細亜大の3年生だった矢野雅哉(現・広島)が、ショートの守備で、驚きのプレーをたびたび見せていた。身長171cmという小柄な体からは想像できないような送球が、三遊間の深い位置からファーストまで一直線に届いていたことを鮮明に覚えている。
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この試合を近くの席で見ていた日本ハムの山田正雄スカウト顧問は、「西尾さん、矢野は高校時代から有名だったんですか?」と尋ねてきた。筆者が知る限り、ドラフト候補として名前は挙がっておらず、高校3年の夏の大会では、育英(兵庫)の9番を打っていたことを伝えた。
すると、山田氏は、「そうですか。こういう選手を高校の時に見つけてきて、育成とかで指名しないとね」と呟いた。
矢野は3年秋のリーグ戦で、首位打者を獲得し、ドラフト戦線に浮上した。4年生の時は、コロナ禍で春のリーグ戦が中止になるなどの不運に見舞われるも、2020年のドラフト会議で広島に指名された。プロ入り後3年間で13試合、55試合、93試合と着実に出場試合数を伸ばして、広島に欠かせない選手に成長している。
「有名になる前に指名しておけば……」というのだけであれば、誰でも言える話だが、日本ハムは、実際にこうした選手を獲得した経験がある。
◆育成でも指名すればよかった選手の実名は…!?
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