![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54859834/rectangle_large_type_2_37fa2e13ebbc94589a27a6c0caae760b.jpg?width=1200)
大学選手権で一番の衝撃…“最速149キロ”沖縄大・仲地礼亜が2022年「ドラフト候補」に急浮上!
今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。ドラフト候補を常にウオッチし続ける「プロアマ野球研究所」では、新シーズンで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は、全日本大学野球選手権の快投で一躍来年のドラフト候補に浮上した3年生の本格派右腕を取り上げる。
2021年6月7日 全日本大学野球選手権
沖縄大0-1名城大
仲地礼亜(沖縄大) 3年 投手 178cm75kg 右投右打 嘉手納
下級生の好素材が多かった全日本大学野球選手権。そのなかで、最も強烈な印象を残した選手が沖縄大のエース仲地礼亜(3年・嘉手納)だ。東京ドームで行われた開幕試合で、名城大の松本凌人(2年・神戸国際大付)と投げ合って0対1で敗れたものの、そのピッチングは間違いなく全国で上位だった。
プロフィールは178cm、75kgとなっている。手足が長く、マウンド上での姿勢も良いため、感覚的には180cm以上の長身に見える。何よりも素晴らしかったのがそのフォームだ。走者がいなくても、セットポジションで投げるスタイルで、左足を上げて軸足一本できれいに立ち、無駄な動きがなく、しっかりためを作ってからスムーズにステップができている。
全体的には細身に見えるが、下半身の強さや柔軟性、バランスの良さがあることは投球練習の時からうかがえた。テイクバックの腕の動きは、肘が体の内側からきれいに上がり、ここでも無駄な動きがない。腕の振りが体から近く、左肩もギリギリまで開くことがないため、打者はボールがなかなか見えない。腕の振り自体はコンパクトでありながら、肘も高く上がっており、ボールの角度も十分に感じられた。
ストレートの最速は149キロをマーク。初回から8回までそのイニングの最速が145キロを下回ることはなく、アベレージとしての速さも申し分ない。また、腕の振りが体から近いため、コントロールも安定しており、与えた四球もわずかに1。腕を振って投げられるスライダーとフォークもしっかり低めに集め、8個の三振は全て空振りで奪ったものだ。
◆沖縄の大学から久しぶりのドラフト指名なるか?
ここから先は
¥ 100
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?