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BCリーグで輝く遊学館出身の19歳…石川・高田竜星はドラフト有力候補 高校卒1年目からのNPB入りなるか?


今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。ドラフト候補を常にウオッチし続ける「プロアマ野球研究所」では、新シーズンで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は、高校卒1年目ながら独立リーグで有力なドラフト候補となっている本格派右腕を取り上げる。

2021年6月20日 BCリーグ公式戦
富山1-0石川

高田竜星(石川) 19歳 投手 175㎝75㎏ 右投右打 遊学館

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今年は高校から大学や社会人を経由せずに、いきなり独立リーグに進んだ有望選手が少なくない。その中でも突出した成績を残しているのが石川ミリオンスターズの高田竜星(19歳・投手・遊学館)である。

高校時代は甲子園出場こそなかったものの、北陸では屈指の右腕として知られ、2年夏に奥川恭伸(ヤクルト)を擁する星稜を相手に1対2の大接戦を演じている。昨年8月に行われたプロ志望高校生合同練習会に参加したが、ドラフト指名はなく、地元の石川ミリオンスターズに進んだ。

他の高校卒ルーキーは短いイニングの登板が多いが、高田は開幕から先発ローテーションに定着。6月20日終了時点で、勝敗こそ2勝3敗と負け越しているとはいえ、防御率はリーグ7位となる2.35をマークしている。

高田より上位にいる顔ぶれをみると、2人が外国人投手、2人が元NPB選手(乾真大、村中恭兵)で、高校卒1年目の成績としては見事という他ない。この日も、元広島の育成選手であるタバーレスと投げ合い、結果としては負け投手となったが、7回を1失点にまとめてしっかり試合を作った。

◆オリックス・山本由伸と重なるフォーム

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