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東都大学野球で“屈指の球威” 中央大の大栄陽斗が「ドラフト有力候補」に浮上する可能性は…仙台育英出身の好投手

「プロアマ野球研究所」は、月曜日から金曜日までドラフト候補に関する情報を「note」で発信している(月額500円、初月無料。記事1本は100円で販売中)。今回は、東都大学野球で“屈指の球威”を誇る、仙台育英出身の本格派右腕を取り上げる。

2022年10月18日 東都大学野球秋季リーグ戦
日本大2-7中央大

大栄陽斗(中央大) 新4年 投手 177cm79kg 右投左打 仙台育英

最速148キロをマークした大栄陽斗(中央大)

最速155キロ右腕の西舘勇陽(新4年・投手・花巻東)が高い注目を集めている中央大で、もう1人投手で有力候補になりそうな投手が大栄陽斗だ。

仙台育英時代は、2年夏、3年夏に甲子園2度に出場した。3年夏は「背番号1」を背負い、敗れた準々決勝の星稜戦では打ち込まれたものの、全4試合に登板してチームのベスト8進出に大きく貢献した。当時は、打者としても非凡な才能を見せており、3年夏の甲子園では4試合で15打数10安打という成績を残している。

中央大に進学すると、投手に専念。2年秋からリリーフとして投手陣の一角に定着する。3年春は故障で登板なしに終わったが、秋に見事な復活を果たした。

日本大戦では、先発した西舘が中盤まで快調な投球を見せていた。しかし、7回にツーランを浴びて4点差に追い上げられたところから、大栄がマウンドに上がる。3回を被安打1、4奪三振、無失点と、ほぼ完璧なリリーフを見せてチームの勝利に導いた。

特に目立ったのが、フォームのメリハリだ。

◆リリーフ投手の適性あり…今秋の「ドラフト有力候補」に浮上?

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