名城大に“打てる捕手” 野口泰司は2022年ドラフトの有力候補として期待大!
今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。ドラフト候補を常にウオッチし続ける「プロアマ野球研究所」では、新シーズンで目立った選手を積極的に紹介していきたい。今回は、2022年のドラフトで有力候補になることが予想される、強打の大学生捕手を取り上げる。
2021年6月7日 全日本大学野球選手権
沖縄大0-1名城大
野口泰司(名城大) 3年 捕手 179㎝82㎏ 右投右打 栄徳
名城大の松本凌人(2年・神戸国際大付)と沖縄大の仲地礼亜(3年・嘉手納)によるハイレベルな投手戦だったが、野手で圧倒的な存在感を示したのが、松本とバッテリーを組んだ野口泰司だ。
高校時代から愛知県内では評判の存在で、名城大進学後は1年秋から正捕手に定着。昨年秋のリーグ戦後、松本ともに大学日本代表候補合宿にも選出されている(代表候補合宿はコロナ禍により中止)。
この日も4番で出場すると、最初の2打席はレフト前に運び、3打席目にはライト線へのツーベースと3安打猛打賞の活躍を見せた。少し右肘を高く上げて構える外国人選手のようなスタイルが特徴的だ。タイミングをとる動きはステップが極めて慎重で、体勢を崩されることがほとんどない。
最初の2打席は、変化球をしっかり呼び込んで引っ張り、第3打席は外角の厳しいコースのストレートに力負けせずに、逆方向へ弾き返していることから、かなりの対応力の高さを感じた。
◆確実性と長打力を兼ね備えたバッティングは全国上位クラス!
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