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USPTO特許料金改定(最終通知)
USPTOの料金改定ですが、本日11月20日付けで最終通知があり、年明けの1月19日から新料金を適用することが正式に決定されたようです。
https://public-inspection.federalregister.gov/2024-26821.pdf
コメントの募集期間から最終通知までかなり時間がかかった印象もありますが、反発の大きかった、提出時期に応じてTerminal Disclaimerの費用を段階的に増額するという改定案は見送られることになり、現在同様、時期に関わらず一律$183(現在の$170からの微増のみ)とすることになったようです(上記リンク先のPDFの77頁と145頁を参照下さい)。
また、3回目以降のRCEについて新たな費用が新設される予定でしたが、こちらもパブコメを考慮した結果、新料金の適用は見送られ、現在同様、二段階の料金構造を維持することにしたようです(同PDFの71-75頁、139-140頁、154-155頁)。但し、1回目のRCE費用が$1,500(現在$1,360)、2回目が$2,860(現在$2,000)となり、特に2回目のRCEについては43%の増額となっています。
他にも、当初案からの変更(微増)が加えられているものがいくつかあるようですが、大きな変更は上記2点くらいかと思います。