【No.1】大富豪勢のミリオンダウト
「ぱーしー」と申します。
今回もnoteを見てくださってありがとうございます。
さて、今回から本題ということで、まずは私の特徴でもある「大富豪勢のミリオンダウト」について解説していきたいと思います。
そもそもミリオンダウトというゲームは「大富豪+ダウト」というサブタイトル?のように「大富豪」と「ダウト」の2要素が大きいものとなっております。
その中で「ダウトガチ勢」というものを私は見たことがありません。理由として、「ダウトはゲーム性上圧倒的有利となれるコツなどが存在しない」ことがあるかと思います。
単純に「4枚出ているカードがあるのに5枚目はあるわけない!」というものはありますが、それ以外は三味線等のライアーゲームのような世界に入っていくように思えます。
一方、大富豪は明確に上手なプレイングというものがあり、全カードをふんだんに使うため、明確なボードゲームとして
更に、大富豪には「日本大富豪連盟」という一般社団法人まであり、公式ルールまでが制定されております。
当然のように公式大会までもあります。
ミリオンダウトと比較すると「スペ3返しがあり、Jバックが無い」といった感じでしょうか。
かなりルールとしてはシンプルであると思います。スペ3返しとJバックでは、単純に4枚が効果カードとなるため、Jバック有りの方が難易度が高いように思われます。
さて、長々と大富豪について語ってしまいましたが、本題に入っていきましょう。
私は大富豪を高頻度でやっていた時期がありました。寮生活で機械系のゲーム持ちこみ禁止、という環境があり、単純に遊べる大富豪が主流ゲームでした。(何故か麻雀はカードのものでさえ禁止、という環境でした。)
そのため、1年間は大富豪をやりこんでいた時期があります。
その際のルールは、ミリオンダウトにもある
・8切り
・マーク縛り
・Jバック
・階段
もあり、それに加え
・7渡し
・10捨て
・砂嵐(3を3枚出すと8切り以外の場が切れる)
・特別ルール(とある3枚を出すと砂嵐+7渡しと同じ効果になる)
といったルールを追加し、複雑になりました。
私が1年間大富豪に取り組み、多くの方も思うようなことではありますがどのルールであっても通用する基本的なプレイングについて記載します。
①あがる時は一気にあがる
これは、個人的には最重要項目であると思います。ハンドをチマチマ消化しあがるのではなく『この展開(例えばペアが縛り無で出される)がくれば一気にあがれる』という場面を揃えるのが基本です。
初心者の大富豪は、7渡しや10捨て等をチマチマ出すと思いますが、それは基本的に愚策となってしまうパターンが多いです。
理由としては7渡しを早々に使用したとしても、今後同じカードを渡されるなどの展開が見受けられるからです。また、都落ち(1位が連続で1位を取れないと、強制的に最下位になる)などがある場合、残り2枚前後で手番を取る相手には止めにかかります。こういった展開を防ぐために、7渡しは最後に使用してなるべく手札が多い状態からあがれる体勢を作るようになります。
一番わかりやすいのが[2X]のハンドから2を出してあがろうとしてもJoで止められる、という展開でしょうか。
そこを[27788XX]といハンドから2→8切→7渡 と一気にあがると大富豪はこれを止められません。
こういった多ハンドから一気にあがれる体勢を作るのが大富豪、ともいえます。
②ハンドは温存する
これも重要です。ハンドが最初から良い場合を除いて、使えるカードは温存し、最初は不要カードの処理に力を入れる。とにかく手札を①の形にするために温存する、というのは必要不可欠です。
上記の内容で一番印象に残っているのは「こち亀」のとある回で白鳥が大富豪をし、神ハンドを普段の散財と同じようなハンド消費から負けまくるという展開でしょうか。
気になる方には見て頂きたいです。
③手番を早く取れるように出す
これについては、複数名での試合で有効です。4人プレーの場合、自分の次の番の人が手番を取りそうな場合はこちらから動き、自分の前の人が手番を取りそうなら動かない。ハンドを出す機会を作ることを念頭にとにかく受け身となって立ち回りましょう。
その他にもいくつかありますが、基本的にはこの3点が大富豪で重要です。
それでは、本題の「大富豪勢のミリオンダウト」に触れたいと思います。
①ミリオンダウトでは先攻でも受け身
これは、なかなか上位の方には理解できないと思います。ミリオンダウトは先攻がゲームメイクをする場合が多いです。(具体的にはペア戦など)
ですが、大富豪理論でいくと、先攻でも受け身を取ることが重要になることもあります。
具体的には[XXXXX22]のような2ペア1組、他ゴミといったハンドです。
これは、初手嘘ペアから2ペアでのあがりを見据えることがバーストの機会もあり重要そうですが、先攻でシングル戦を仕掛けることも選択肢として持つことは重要です。
具体的には、相手からのペア戦を待つことでのカウンター、2をシングルで使用してのJoケア、といったペア戦を行わないならではの展開が多くなります。
これを違和感と感じるのが上位プレイヤーなのでそこを狙うのは得策といえるかと思います。
②効果カードは温存する…?
これについては、かなり難しいところですが、温存することが有効な場面は、大富豪よりも少ないと思います。
理由としては
・ミリオンダウトは7枚からのスタート→既に初手からあがれる展開も多く、1回嘘を通すだけで勝てる展開も多い。既に温存している状態のようなものである
・効果カードが8切り、Jバック、Joしかないため、真出しで展開を作りづらい
といったところからあります。ですが、ローペア1組残りシングルの先攻でもローペアを温存することで違和感を作ることは十分できます。
…特に受け身のミリオンダウトをする、という点は、大富豪でも繋がる重要要素だと思います。大富豪とミリオンダウトは似て非なる別ゲーです。知識を応用することもできるので大富豪を遊ぶのもミリオンダウトが上手くなる手助けをしてくれるかもしれません。
といったところで今回は終了となります。次回は「第1回 私のミリオンダウト道」になります。
私が特に伝えたい内容になりますのでよろしくお願いします。
本日のおさらい
・大富豪は受け身のゲーム
・手札をカウンター勝ちできるように整えよう
・時にはペアの温存も得策
・ミリオンダウトでもたまには受け身になってみよう
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