小さくて、大きなできごと
これから書く内容は、とあることがきっかけで1年半という短い間ながら追いかけてきたクマリデパートから離れかけてしまった中で、自分がクマリデパートを改めて推していくために、心の整理をする目的として書いた文章です。(誰かを非難したいという文章では決してありません。)
側から見るととても小さなことで「何をそんな大袈裟な」と思われてしまうかもしれないのですが、自分にとっては大きなできごとだったので書いてみました。
ただの自己満足の取り留めもない内容が続いてしまいますが、もしよろしければお付き合いいただけますと幸いです。
(ツアーファイナルの素敵なライブの記憶を汚してしまう可能性があります。少しでも嫌だなと感じたら、読むのをやめてください)
6月2日から始まった"Zepp東名阪“福” ハートの治安をおまもりツアー 人生の忘れ物探します☆"
普段は行ける機会が限られている遠方への遠征でしたが、今回は偶然が重なり大阪・名古屋公演への参加が叶いました。
台風のアクシデントなどもありましたが、新曲・ユニット曲の発表をはじめとして、大阪・名古屋公演はライブは本当に楽しい心揺さぶられる時間でした。
ライブ以外でも道中友達と現地に向かったり、ライブ後はみんなと感想戦で語らったり誕生日をお祝いしたり、総じて心から来て良かったなと思わせてくれた遠征でした。
あまりにも楽しかったので、しばらく休眠していたライブメモのnoteも今回ばかりは復活しようと、この公演分のものは記録していました。
福岡公演は残念ながら行くことができませんでしたが、大阪→名古屋と続けて参加できた中で、羽田ファイナルへの思いも日に日に高まっていきました。今までのツアーはファイナル単体もしくはポツポツと遠征に行けていたくらいなので、ツアーのほとんどに参加できた今回はやっぱり気持ちの入り具合も異なりました。
ツアーの集大成、新曲は大阪で見たときから変化はあるのだろうか・福岡で見れなかったフウマナのユニット曲はどんな曲だろうか、とにかく楽しみで仕方なかったです。
そして当日、番号にも恵まれ2列目のかなり近い位置を確保。こんな場所で見れるのかとどんどん期待は高まりました。
ただ開演後、ライブが進むにつれ気になることが重なりました。せっかくのライブを楽しまないわけにはいかないと自分の頭の中で何度も雑念を打ち消そうとしましたが、どうしても自分の中で我慢できないラインを超えてしまったため、該当の方々に直接注意をしてしまいました。
自分の目線では耐え難いレベルだったことは事実である一方、尺度はそれぞれでありかつ先方にも言い分があるかもしれず、自分の視点からのみ語るのはフェアでないと考えるため、このとき実際どんなことに対して注意をしたのか・どんなやり取りがあったかなどはここでは伏せさせていただきます。
これまで通ってきた中で初めて面と向かって注意をしたことでの動揺やその他諸々の要因があり、結論から言うとその後のライブの内容が何も頭に入ってきませんでした。一切の記憶がありません。
きっかけは確かに注意をしたことでしたが、その後気持ちを立て直せなかったのはあくまで自分自身の問題であり、楽しまなきゃと思うほど頭はどんどん邪念に支配されていきました。
近かったはずのステージがどんどん遠くに感じ、あろうことかこの場を立ち去りたいという感情さえ湧いてしまいました。
メンバーが全力でパフォーマンスをしているのに心から応援することができない状態にひどく絶望しました。
楽しめていない顔をメンバーに見せてしまっていたかもしれないと思うと合わせる顔もなく、初めて特典会にも参加せず、逃げるように会場を後にしました。
武道館レベルで楽しみにしていた今回のファイナルを純粋な気持ちで楽しめなかったのは、思っていた以上にダメージが大きかったです。
大袈裟かもしれませんが、それだけこのライブを楽しみにしていました。
メンバーを心から応援できなかった自分が本当に嫌でした。
気持ちを立て直せなかったのは自分のクマリへの気持ちがそれくらいのものだったのかとも考え、思い出すだけで悲しい気持ちになりました。
帰り道運転して帰りながら「気持ちの整理がつくまで、少しの間クマリから離れよう」と決めました。
Twitterを見ているとせっかくのライブに水を刺すようなことをしてしまうかもしれないと思ったのと、一旦情報を遮断したく、自宅に戻ってからTwitterのアカウントも消しました。
もしかしたらこのまま他界してしまうんじゃないかと不安にもなりましたが、どうしても自分の中でその時の情景を思い出すのが苦しくなってしまい、お休み期間を取ることにしました。
クマリの情報に触れない時間は、本当に長く感じました。
たった1週間でしたが1ヶ月以上にも感じて、ライブがない期間でもメンバーが日々のツイートをしたり配信をしたりといったことが自分の中で当たり前になりすぎていていたことに気づかされました。何気ないツイートも普段どれだけ楽しみにしていたかを知る機会にもなりました。
そしてオンライン特典会の日。
このオンライン特典会もライブ当日は干そうと思っていたのですが、一晩経ってライブ当日のお疲れさまを言えなかったことをさおマナに謝りたいという気持ちがあり、申し込んでいました。
原宿ラフォーレで話したのでおおよそ1週間空くくらいでしたが、気持ち的にはしばらくぶりに話すようで、待機時間中恥ずかしながらとても緊張…。
始まると体感30秒くらいのあっという間の時間でしたが、それぞれに特典会行けなかったこと・今はTwitter消しちゃってるけどすぐ戻るねの話をしました。
2人とも優しい言葉をかけてくれたり、マスク外し初めての話でケタケタ笑ったり、ちょっと話しただけで心が温かくなりました。
あれだけ色々考えていたのに推しと話したら早くライブに行きたい・色々話したいの感情しか湧かなくなりました。(我ながら本当にチョロ人間だなと思います…)
結局自分はクマリデパートが好きで、それ以上でも以下でもないということを再認識しました。短いながら、半端な気持ちで1年半追いかけてなかったです!
ライブに行ったら楽しいし、推しと話せたら嬉しい、単純にそれでいいのかなと思えました。
前にオタク飲みをした時にとある方が言っていた「推しとオタク自身の間には(遮るものは)何も介在しない」という言葉が改めてクリーンヒットしています。
ということで、このnoteが表に出ている時は、もうすっかり元気になって前を向いてることかと思います。
振り返ったら実はたったの1週間ということで、今さらながらこんな大袈裟に書き残すのもちょっと恥ずかしくなってきました笑
でも将来見返したときに「あーこんなこともあったなー」と思い出して笑えるような材料になればと思います。
最後に、Twitterを消した後も他の連絡手段で心配する連絡をくれた方々や、その方経由で気にしてくれてることを伝えてくれた方々、ご心配をおかけしました。そして本当にありがとうございました。弱っているときにとても救われました。
自分の周りが温かい人ばかりで、本当に良かったです。
これからも元気にオタクしていくので、たくさんよろしくお願いします!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?