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ワクワク塾に行ってきたよ #1(入塾式・オリエンテーション)


ワクワク塾とは?

今働きたい気持ちはあるけど働いていないママ向けに東京都が提供している就業支援プログラムです。インスタの広告で見かけて面白そうだったので申し込んでみました!

今日のプログラム

  1. オリエンテーション…全3ヶ月間の講座の説明

  2. 自己紹介…1人1分間、4人組×4回

  3. 講座の軸となる思いの共有

  4. 振り返り

ざっとこんな流れでした。
講座内で見聞した他の参加者の個人的な話を漏らさないように注意しながら感想や気づきをまとめます。


1. オリエンテーション

最初、塾長から「まず今日ここに来るまでにあなた方が発揮した力を認めてあげてください」と言われました。

え……何が????と思ったのですが、

  • まず、広告やチラシに目を留める「好奇心」や「アンテナ」

  • どんな講座でどうやったら受講できるのかを調べる「情報収集力」

  • 申し込み新しいことを始める「勇気」

  • 育児をしながら予定を空けて時間を作ってここに来るための「調整力」

これだけでもたくさんの力を発揮しているからこうして今ここに足を運び顔を合わせることができているのですよ、と言っていただけて、
たしかに!なるほど!当たり前と思えるところにも虫眼鏡を当てるといろいろ頑張ってる!!!と、ちょっと自信がついた気がしました。

…だめだこんな細かいところまで拾ってたらすごく長くなる。
要点を絞りながらいこう。

そして、3ヶ月間のプログラムの説明が改めてあって。

全12回の講座内容(公式HPより)

今の時点で楽しみなのは
2、3、4、7、8、10、11!
ほとんど全部や。
ほら私自己理解とか心理学とか好きだから……

お仕事体験は、もう私は正社員とか無理だし普通に社会に溶け込むのは無理な性格と性質だから大丈夫です一般企業になんてたとえ数時間のお試しでも紛れこめないです…と思っていたんだけど、過去の参加者が

「自分では絶対に選ばないような企業での仕事体験ができて貴重な経験になり行って本当によかったです!」
「最大3回行けるところを2回で申し込みましたが、もし今から申し込むなら絶対3回にしてました。それくらいよかったです!」

と言っていました、と説明されて、
たしかに…なるほど……こんな機会でもないと見ることのなかった世界を体験するよいチャンスなのか…と思えてきて迷い始めた。
話聞く前は子ども預けてまでタダ働きしたくないよと思っていたけど(正直)、せっかくだし行ってみようかな…いや、行かせていただこうかしら……という気持ちに変化。
第3回まで考える猶予があるようなので、ちょっとそっちの方向で予定の確認などしておこうかと思ってる。


2. 自己紹介

  1. 名前

  2. 参加しようと思ったきっかけ

  3. 3ヶ月後どうなっていたいか

上記3点を1分間で話せるように考えてきてね、と事前に案内がありました。
私は会場までの電車の中でちょっと考えただけだけど、以下のようなことを話しました。

 名前は、アメリカ人の夫の苗字です。私は日本人です。
 子どもが来年度から幼稚園に入るので、自分の時間もできるしそろそろ働きたいなと思っていました。出産を機に子どもの写真を撮るようになって、「写真楽しいな」「仕事にしたいな」という思いが芽生え、家族写真のフォトグラファーに挑戦しようと今インスタグラムをメインに発信・集客しています。
 自分でビジネスをするにあたって、講座内容にあるような「自分軸の設定」だったり「伝わる話し方」「ウォーキング」「夫とのパートナーシップ」などが必要になるので、講座を受けて自信を持って発信できるようになりたいと思って参加を決めました。
 3ヶ月後には、ブラッシュアップした自分になって自信を持って発信できるようになっていたいです。よろしくお願いします。

私の自己紹介

あ、すごい数えたらこれで339文字。
「1分間で話すのは約300文字です。参考にして原稿を用意されるのもいいですね」って案内メールに書いてあった通りでした。
どうせこうして文字に起こすなら事前にnoteで考えといてもよかったな。

他の方の自己紹介を聞いて、めっちゃ逐一掘り下げたかった…!
「え、その話詳しく」と思うこと色々あったけど、そんな隙はなかった。
これから毎週3ヶ月間顔を合わせるから、そのうちいろいろお話聞けたらいいなぁ。人の生き方とかの話聞くの大好き。

でも思ったのは、年代も子どもの年齢も数もそれぞれだけど、みんな「今働いていないママ」という共通の属性があって、抱えているのは同じような悩み…ということ。
私は妊活期から専業主婦で4年くらい働いてないけど、子どもが2人3人いる人は10年とかのブランクになってたりもするだろうし、そりゃ「こんな私が社会復帰できるのかしら…」って気持ちにもなるよね。
なんかそこを共有できるだけでも心が軽くなるというか心強いというか、「私だけじゃなかったんだ」と知ることって大事だなぁと思った。

似たような境遇だけど日常の生活範囲の中では出会えなかった人たちとこうしてこの場で縁があって、それだけでも価値のあることだ。


講座の軸となる思いの共有

塾長直々に、どんな思いを持ってこのような活動をされているのかの話があり、これが刺さった。

あ、ちなみに塾長含めスタッフの方は全員女性です。

塾長も出産でキャリアが途絶えて苦労されてきたとのこと。
でもその苦労があったからこそ、今同じ苦しみの中にいるママたちを助けたい。悩んだ経験がある自分だからこそ気持ちもわかるし、寄り添って、自分は遠回りをしたけど少しでも近道になるような手を差し伸べたい。
そんなようなことをおっしゃっていた。

その話を聞いて私はもう泣きそうになりながら、アンケートに今日の感想を書きました。

塾長の過去の苦労話が沁みました。強い思いを持ってこのような場を作っていただいたことに感謝します。この講座を通して私たちが清々しい気持ちを持って前進することで、過去の塾長も救われますように。

すぐスピリチュアルみたいなこと言うからさぁ!!!!!>私

と思いながらも。(こんなだから比較的宗教とかに勧誘されやすい)
私も塾長の暗黒時代(という表現は使われていなかった)に意味を与える存在の一人になりたいよ。人の苦しみは意味を与えることで昇華されるんだよ。

3ヶ月後が楽しみだね、受講仲間のママたち。


今日の気づき

トレッキングを楽しもう

「私はママとしてこうあるべき」という目標に向かって努力することを登山に例えるとすると、私たち女性には登山がしんどい時期もあるのだからそんな時はトレッキングを楽しみましょう、という話があった。
山道の過程を楽しむこと。
寄り道をしてもいい。
ゴールはない。
重装備もいらない。
柔軟な気持ちで、コースもペースも自分で決めましょうよ。
目の前のことに集中していたら、焦らなくても必ずやりたい仕事に出会っていく道はひらけますよ、と。

キャリアの話だったけど、育児でもそうだなぁと思いながら聞いていた。
常識や育児本や「〜でなければ」にとらわれずに、今目の前にあるものに集中することを改めて意識していこうと思った。
子どもが野菜食べなくっても、ご飯と塩こんぶおいしいねって言いながら楽しい食事時間になっていればそれでいいのよ。


「これは私の人生か…?」

塾長は、子ども中心の生活の中で自分自身を蔑ろにしているような感覚を抱えていたという話。
この言葉を聞いた時、共感する瞬間も同じようにあるけど、今のところ私にとっては逆の気持ちの方が大きい。
子どもからしか得られない体験やポジティブな感情がたしかにあって、私は「これも私の人生だ」と享受して生きたい。少なくとも今は。

中途半端が一番いけない。
子どもと遊びながら「私も自分のことしたいのにな〜」と考えたり、「子どもともっと遊んであげたいな〜」と思いながら仕事をするのが一番悪い。
今目の前にあることを何にするかをちゃんと選択して、決めたら集中するんだぞ。
きみだよ、きみ、パパ
(このパートナーシップの歪みも講座⑧で解決できるんだろうか…)


結局「自分軸」が大事ってことね!

何をするにも。
自分の幸せの定義を設定すること。
柔軟性とか、好奇心とか、チャレンジ精神とか、それらを育てつつも、自分の軸をしっかりと自覚して迷走しないこと。
キャリアの話にとどまらず、どのジャンルの話を聞いててもまずはその話が出てくるから、人生の真理なのだろう。
講座④で自分軸について考えるのが楽しみです!


以上。
オリエンテーションといえども濃く良い時間を過ごせた自覚があって、謎のエネルギーに満ちたまま退場したため背筋が伸びて謎に駅までの階段を一段飛ばしで駆け上ってしまいました。小学生か。


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お金をいただくことのブロックを解くには、身近なだれかに理由も言わずに「500円ちょうだい♡」って言ってみる実験をしてごらんって聞いたことがある。意外とくれるらしい。ほんとかなぁ…(わざとらしい)