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【令和版】父親の役割とは?

この記事は令和時代の父親が、育児においてすべきことを論文を用いて解説します。

結論から言うと、夫婦関係を良好に保ち、子供と余裕を持って接する事ができる環境を整えましょう。

現在僕は4歳と0歳の男の子がいます。
自分の考えだけではなく、論文や本を参考にし父親がやるべき育児はなんなのか、日々奔走しています。
そんな僕が4年間の中で参考にした論文、本をもとにやるべきことを考え、実践してうまくいったことのみをこの記事では紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。


父親の役割

父親の役割は時代に合わせて変化していくものです。
現代は共働き世帯が7割を超えています。(下図参照)

共働き世帯が7割を超えているのにも関わらず、妻の家事・育児負担は全く変わっていません。
“男は仕事、女は家庭”という理論は、女性の社会進出が今より乏しい時代だから通用していただけです。
女性の社会進出が盛んになった現代では男女の年収の差少なくなりました。
“男は仕事、女は家庭”のスタイルを続けていれば、当然ですが妻側の不満は溜まる一方です。
そんな令和時代の父親は、当然仕事だけしていればいいわけがありません。
では具体的にどんなことをする必要があるのでしょうか?
それはとにかく妻の精神的余裕を生み出すために行動し続けることが重要です。
具体的には下記の3つが重要です。
・仕事:お金を稼ぐ
・育児:子供と遊ぶ
・家事:やるべき家事を減らし、家事分担する

妻と価値観を共有する

妻と育児についての価値観を擦り合わせます。
お互いの認識のずれをなくし、共通の目標に向かって行動することで夫婦関係が良好に保てます。
詳しくはこちらをご参照ください。


お金の不安をなくす

妻の精神的な不安要素として大きいのが、お金の不安です。
お金の不安があると、精神的余裕がなくなり、夫と子供に対して強く当たるようになります。
お金の不安をなくすには、月々の固定支出を少なくしましょう。
自分達にとって本当に必要な支払いなのかをよく考えながら支出を見直すのが重要です。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。

家事分担をする

共働きは家事分担をし、妻の時間と精神的な余裕を生み出すことが必要です。
家事分担をする前に、出来るだけやるべき家事を減らしましょう!
減らせて効果の高い家事は、
・洗濯物干し:乾燥機付きの洗濯機購入
・食器洗い:食洗機
・掃除機:ロボット掃除機
・買い物:ネットで完結(amazon、楽天、生協)

上記を全て導入すれば約3時間の時間が節約できます。
1日の中で3時間が暇になることはかなり大きいです。
導入必須です。

上記の家事以外の細かい家事を分担しましょう。
・料理
・水回り掃除
・洗濯物たたみ

これらもやりたくない場合は、家事代行サービスがオススメです。
家事が全て無くなれば、かなりの精神的負担が減ります。
お金に余裕があるなら、家事代行サービスにお金を使うのはかなりオススメです。
空いた時間で子供とゆっくり遊んだり、自分の時間にすることで非常に有意義に過ごす事ができます。
母親が機嫌よく過ごす事が育児においてはかなり重要です。

育児をする

父親が子供と関わることにより、社会的な能力の向上が見られます。
これは父親が育児をするから得られるわけではなく、父親が育児をすることで、母親の負担が減り、子供と余裕を持って育児をする事ができたことによるものだと言われています。
子供は父親よりも母親の影響を受けやすいため、子供のために妻の負担を減らしましょう。

父親が子供と関わるときに重要なことは子供を尊重し、対等に会話をすることです。
父親が育児に積極的に参加する事により、母親の幸福度が向上。
子供の健康、発達に良い影響をもたらしている事が報告されています。
具体的には、怪我、肥満の予防です。

父親が育児に積極的に参加する事が家族全員にとって良い影響をもたらすことはほぼ間違いないと言えます。

日本と海外の違い

スウェーデンでは男性の育休取得率が90%を超えます。
その理由は、単純に育休を取得しないと給付金が受け取れないからです。

また、妊娠中に父親教室があることもあり、男性側の育児に対する意識が日本とは全く違います。

これから読み取れることは、環境が全てということです。

日本の制度が変わるのを待つのではなく、自分の周りの環境を変えていく事が非常に重要です。
人は意思ではなく、環境でしか変わりません。

参考文献:父親の育児参加が母親、子供、父親自身に与える影響に関する文献レビュー,加藤承彦ら
2015年OECD(経済協力開発機構)の調査による「Average annual hours actually worked per worker 」対象国合計40各国(http://stats.oecd.org/index.aspx?DataSetCode=ANHRS#)
参考サイト:「制度は立派なのに・・・の日本
 男性育休の先進国ヨーロッパ、何が違うのか」https://globe.asahi.com/article/14483316

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