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第2回目のパーパス経営ラボ 開催しました。

 2月24日(金)、パーパス経営ラボ主催による第2回勉強会を開催しました!
 
 今回も企画メンバー5人を含む15名ほどの方にご参加いただきました。中には遠くイギリスからご参加の方もいらっしゃいました(現地は午前11時ですよね?お昼前にご参加ありがとうございました)。

 初めてご参加の方も多数ということで、今回も自己紹介から始め、ラボ開設の目的、パーパス経営の定義などを共有しました。

 簡単に言うと、パーパス経営とは、「企業がその存在理由、つまり『なぜ存在するのか』という根本的な問いに答え、社会的価値を生み出すことを目指す経営手法」のことを言います。

 従来のミッションやビジョンと言ったものと何が違うのかというと、ミッションやビジョンが、企業がどのような事業を行い、どのような結果を生み出すことを目指しているかを示すものであるのに対して、パーパスは、企業がどのような社会的な問題を解決するために存在するかを示すものになります。

概念としては、パーパスはミッション&ビジョンの部分集合ということができますね。ですから、従来のミッション&ビジョンに既に社会的問題解決のための存在意義を折り込んでいた企業にとっては、「パーパスとミッション&ビジョンって、何が違うの?」ということになってしまうのかもしれません。

 さて、一通りパーパス経営の概要をおさらいした後、今回もグループワークに移りました。今回のお題は「パーパス経営について〇〇シテミタ」です。具体的にどんな話やグループワークをしたの?と気になる方は、こちらから当日の資料ご覧ください。

https://drive.google.com/file/d/1cDjEW37wG19DmMfR-UfkAwuQsvZkVxae/view?usp=sharing

 個人的に特に印象に残ったお話しと感じたことを申し上げますと、まずスマホのゲームアプリを配信されている企業の社長様のお話でした。

「多種多様なアプリの販売によって企業は確かに業績を上げたが、それをやって自分たちには何の意義があるのか?と経営の焦点がぼやけてしまっていた。
それが、ソマリアでギャングの社会復帰を支援している永井陽右さんに話した際、『日本人とソマリア人のギャングに心を開かせるには共通基盤が大切。その際に、世界で人気のある日本のアニメなどのエンターテイメントはその(人と人をつなぐ)基盤になるんですよ』と言われ、自社のパーパスに辿り着いた」

 次に感じたことは、今回も実に多様なバックグラウンドをお持ちのみなさんが集ったことで、「経営」という狭い概念に囚われることなく興味深いお話が聞けたことです。

 つまりパーパスを上記のように「社会問題解決のための存在意義」と捉えるなら、農業にもパーパスはありますし、個人の方にもパーパスはあるはずです。

そう、「みんなで『パーパス』について考え、学び、実践しよう」ということに少しでも関心がおありの方は、どなたでもお気軽にご参加いただけるのがこのパーパス経営ラボの勉強会なのです。

 さて、この勉強会3回目は3月28日(火)20時から開催です。詳しくはこちらをご覧ください。

 毎月1回を予定している勉強会は、奇数月=パーパス経営についての情報共有(インプット)、偶数月=前月学んだことについて実践してみた結果のシェア(アウトプット)という流れになっています。

しかし、受け身の勉強会ではないので、運営の仕方も含め、みんなで話し合いたい、学び合いたいテーマがあるなど、遠慮なく言っていただければと思います。

 次回も奮ってのご参加をお待ちしております。

パーパス経営ラボ スタッフ一同


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