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【コラム6回目】新時代の歌姫Ado、海外へ。

こんにちは。

(今回は情勢のことも書いているので苦手な人はお読みにならないようお願いいたします。
多様な考え方がある、と広い心で読んでいただきたいです。)

久々にAdoの記事を書きます。前回同様、俯瞰で見るために敬称では書きません。前回の記事と併せて読んでいただけると嬉しいです。

昨日のことですが、Adoは20歳の誕生日を迎え、告知が次々に明かされました。

その中にはゲフィン・レコードとの契約をしたという重大発表もありました。
ゲフィン・レコードとは、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、エアロスミス等、実力のあるアーティストを揃えたレーベルです。

この告知を知ったあなたはこの発表を見て嬉しいでしょうか?不安でしょうか?

私は次々明かされる告知を見て、不安を覚えました。

まず、なぜ「今」なのか?
もちろん、Adoが現在世界のランキングにも入っている注目すべきアーティストだからです。
ONEPIECEや初音ミクなど、海外でも受け入れられている楽曲に関わる、実力のあるアーティストだから、今なのだと。
映画ONE PIECE FILM REDでは全7曲がランキング入りするなど、日本だけではなく海外でも評価されるアーティストになりました。

そしてもうひとつ考えられるのは今の日本の経済状況が悪いことにあります。
日本は円安が続く中、物価も高くなっている。消費税うんぬん以前に品物自体が値上がりしているためさらに日用品が手に入りづらくなった。今までも良いとは言えない状況でしたが、以前よりもさらに生活にも影響が出るほどになりました。


今、ONE PIECEという海外とも交流できるこの絶好の時にAdoが世界に渡れば、日本的に良い商材になります。
そして、今もなお公開中のFILM REDは第7弾、第8弾の特典も控えており、今以上に興行収入を伸ばせる作品です。
そんな中でのAdoの海外進出は今が一番のタイミングです。

海外レーベルに属してどのような活動をするのかはまだ発表になっていませんが、色々な策を講じているはずです。

そして私の不安というのは、「歌い手」を名乗るAdoを海外レーベルでどう動かすのか?です。
今までAdoの作品はボカロPやシンガーソングライターからの楽曲提供で形になっていました。
ゲフィン・レコードに所属しているアーティストは自前の楽曲も評価される有名なアーティストが並んでいます。
Adoは歌い手です。楽曲提供やグッズ販売、ライブで今まで活動してきました。
そのAdoを今後海外進出で日本人・Adoをどう伸ばしていくのかで吉にも凶にもなるはずです。


ここまで、Adoの現状について個人的な意見ではなく情勢と今の活動をそのまま書きましたが、個人的な意見をここに書くとすれば、Adoの活動は日本だけに留まらせ、日本のブランドとして持ち上げてほしかったと思います。
そして、歌だけじゃなく作詞や作曲にも関わらせ、歌唱力以外の力もつけていって欲しかったと思います。
そして、歌い手からは手をひき、歌手として活動し、次世代の歌い手に席を譲ってほしかったと。

これからの活動はどうなるか分かりませんが、見守るしかないのだと思います。
今回の発表はファンである私にとっては複雑なものでしたが、もちろん喜ぶファンのほうが多くいます。
なので私の気持ちは理解しがたいものだと思いますが、私の今の気持ちはこのように頭の中で整理しづらいものでした。
今後の活動に期待しています。

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