製品のトレーサビリティ~ISO事業マニュアル(5)~
次に決めないと行けない事は、トレーサビリティです。
製品のトレーサビリティ
製品を作っていく時に必要になるのがトレーサビリティです。トレーサビリティとはその製品がいつどのように作られたかの記録です。
よくやる方法としては、生産指示伝票に書き込んだりデータ印を押したりして記録していきます。
必要な情報は
・いつ
・誰が
・どの設備で作り
・どの計測器で検査
・検査結果
を各工程ごとに記録していく事が必要です。データ印を使う事で、いつど誰がが同時に記録できます。
設備は、その工程をする機械が1台しかなく設備台帳で管理されていれば記録する必要はありません
計測器も個人持ちしていて計測器台帳で管理されていれば記録する必要はありません。
検査結果は必要に応じて、○とつけるだけとか測定寸法を記録するとかレベルを決めると良いです。
なにもかも細かく検査することはよく有りません。
検査項目はいたずらに多くしたり細かくしてはいけません。返って不適合品を増やしてしまいます。