P!的充電器レビュー 「ISDT C4 evo」
みなさんこんにちは、P!MODEL LABOのぽらりんです。
2本立ての2本目笑。
今年春くらい?に情報が出てから、前C4ユーザーも多いことから期待も高かった充電器です。
ただ日本向けでの出荷はなく(言語は選べるけど)日本からは京商からOEMとして
少しファームウェアがアップデート(一部機能追加あり)されて発売されました。
C4evo、京商版evoに関しては色んな人がブログやnoteに書いてますが、P!ラボ視点で書いてみようと思います。
入手性 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
携帯性 ★★★★★
機能 ★★☆☆☆
単セル系充電器のメリット・デメリットに関しては
別記事の
を参照してください。
【ケーブル、電源等に気をつけよう!】
充電に関しては0.1A ~ 1.5Aの間0.1Aピッチで充電できます。放電に関しては0.1A ~ 1.00Aの間で0.1Aピッチで放電できます。
単セル充電器らしい充放電スペックです。
このevoの強みは携帯性、携行性が一番だと思います。そのため外部電源の供給にUSB type-Cになっています。つまりモバイルバッテリーでも簡単に使えそうだということが本当に大きなメリットだと思いました。
ただここに落とし穴がありまして、高出力電源アダプターが必須。
ISDTのホームページを見てみるとSupport QC2.0/3.0 and PD . charging fasterの記載があります。ですので、もし使おうとするならACアダプタ、モバイルバッテリーも上記対応スペックのものを使わざるを得ません。
ちょっとここで充電器とは別の話で、USB PD、USB type-C、QCなどもう当たり前になっていますが、知識として。
これまでUSBケーブルでの給電能力は、最大で7.5W(5V/1.5A)まででした。これに対しUSB PD(USB PowerDelivery)の規格は、それを大幅に上回る最大100W(20V/5A)までの給電ができるようになりました。これによって高速充電が可能になっており、スマホ等の大型化に伴って急速に普及していきました。
このUSB PDに必要不可欠なのが「USB Type-C」という新しい入出力規格で従来のUSBの規格よりもたくさんいろんなもの(データ転送とか)が送れるようになりました。
QCも同様にUSBの給電能力を大幅に改善した電源供給規格です。
ですので、C4evoを使用する際には対応したケーブルとアダプタorモバイルバッテリーが必要になります。
セットもあるようです
モバイルバッテリーも
「迷ったら100W買っとけばなんとかなる」
パソコンとかスマホにも対応できるので持ってても損はないかと(汗)
話がだいぶそれました。
【C4evoの特徴】
充電・放電に関してはそれなりのスペックです。
ではその他の特徴はというと
・充電時⊿ピークの設定が可能
・勝手に絞り放電してくれる
というところです。
この辺に関してはまぁ特に私が語るよりも
kiiiyoさんや
まめさん
と、ワタシ的に信頼している方が書いてらっしゃるので、実は多くは語ることもないかなとw
【P!的 ISDT C4evoとSKYRC MC3000の比較総評】
この総評は同時に公開している「SKYRC MC3000」と比べております。なぜなら私が充電器に求める機能的な部分において、必要な機能を持ってる充電器であり、なおかつ今現状で入手性が高い、シェアが高いのでこの2つを取り上げました。価格的にはそこまで差がないですし。
C4evoでも電池の育成・管理はできるのですが、及第点として排熱が悪く、電池が熱を持ちやすい(基盤から伝わってる?)ので、冷却ファンor2セル運用なら使えるかと思いますが、トリクル充電のON/OFFができないので、放置しにくい。
ですので自宅での初期育成・通常管理なら「SKYRC MC 3000」、レース、常設アタックなら「ISDT C4evo」と使い分けをしたほうがいいかなと思いました。
あくまで個人の感想ですが、これならMC3000のほうがいいかなぁと思います(でかいけど)
ただこの手のサイズで⊿ピークや電圧、容量カットができる充電器が出てきたことによって、今後の充電器界隈の展望が期待できるので、とりあえずファームウェアのアップデートなどを待ちたいと思います。