P!的ミニ四駆づくりのTips

みなさんこんにちは、P!MODEL LABOのぽらりんです。ここ最近ノウハウ的なnoteが思いのほかご好評をいただいており、書き手冥利につきまする・・・ありがとうございます。

いろんなまとめはマガジンのほうでも公開しているのでよければ覗いてください。

さて今回は私のマシン作りのtips、というか「心がけ」みたいなところを書きたいと思います。精神論的な部分がやや多めですがお付き合いください。

【作る上での大原則】

まっすぐ、きれいに、丁寧に

ほんとこれに付きます。

SNS等でいろんなマシンを見る機会がありますが、いわゆる「速い人」のマシンてめちゃくちゃ綺麗なんですよね。(センスとかは別の話)

各パーツはもとより、シャーシのバリ取り、FRPやカーボンの表面、断面処理等、そういったとこまで洗練されている。「そんなのただの精神論じゃないか」と言った話もわかりますが、私自身もこれを本当に心がけるようになってから明らかに走りの質が変わりました。

不潔な人より清潔感ある方が好感持てますよね?って話で、ミニ四駆も同じ。(かっこいいとかおしゃれとかかわいいは別の話)

そういった細かいところまで気を使うことで、COする原因だとか、しょうもないイレギュラーの原因が、よりわかりやすくなるというメリットもあると思います。

この辺のことに関しては先日コディ男@SOLENARY(@cody_mini4)さんもnoteに書かれていました。

「かっこいいマシンを真似して綺麗に作る」

ほんとそのとおりだと思います。ちなみに私は初めて参加したチューンフラット、いわゆるカツフラの大会に参加したことがきっかけでした。死ぬほど綺麗。

「でも不器用だから……」は言い訳だと思ってます。
できないなら時間をかけて数を作るしかないです。
雑に作ることは結果的に無駄になることが多いです。

場合によっては「走らせない」ことも選択肢。慌ててレースや常設に走らせに行くのを諦めてその分作り込むことに専念するのもありだと思います。走らすことが楽しいのはわかるんですけどね笑

あときれいなマシンを作っていると結構それだけで交友関係広がります。交友関係が広がればそれだけ、いろんな情報に触れる機会も増える=上達につながるのは間違いないと思います。ミニ四駆はコミュニティとコミュニケーションで強くなれる世界です(たぶん)

【P!的マシン作りの優先順位】

1にフレーム、2にタイヤ、3,4がなくて、5に駆動

の順番で考えたりしています。以下理由

①フレーム

これも何回も書いているんですが、ミニ四駆はステアリング機能は原則なく、基本的にはガイドローラーをコースに擦り当てながら走ります。フェンスの衝撃はローラーから、バンパー、車体に伝わります。なので実はめちゃくちゃ重要です。

速い人の走行音って聞いたことあるでしょうか。めちゃくちゃ走行音が軽快でリズミカルなんですよね。つまりそれってフェンスに対しての抵抗や衝撃が少ない=走行ロスが少ない、じゃあそれをどうやって実現しているのかって考えたことがあって、行き着いたのがバンパーやシャーシの剛性っていうとこに行き着きました。フラットマシンだと如実に差が出たのでフレームを考えることってすごく重要だと思いました。

立体マシンに関しても同じことをが言えます。これまたコディ男@SOLENARY(@cody_mini4)さんがnoteで

フルリジットの話をされていました。

フルリジットはフレームを考える上でとてもいい勉強になると思います。私もカツフラのノウハウをフルリジットに落とし込んでやっていたりしました。バンパーやシャーシのしなりでどう平面を速く走るか、とか。これもいい勉強になりました。

もちろんローラーについても回らないより、回ったほうが絶対にいいですし、材質、メインローラーの個数もしっかりと考えて取り組むのが大事です。

またローラーベースやバンパー位置、高さもフレームです。
前だし後ろ伸ばし、逆配置、片寄せなどなど、作り方で走りや挙動がもろに変わります。
ですのでフレームをしっかり考えて作り込むことは非常に大切。

ただなんとなく、トレンドのテンプレを真似して落とし込むのとそうでないのとでは段違いで差がでます。
なんでこの位置この配置なのかの理由って説明ができますか?もしくは参考マシンのセットの推察の解釈は正しいですか?

みんなやってる、なんとなくこうしてるよりも理詰めで考える方が遥かに有意義なのでこの機会に考察、観察力は養って損はありません。


②タイヤ

これは言わずもがなです。ミニ四駆は路面を蹴って走ります。頑張って作ったパワソを活かすも殺すもタイヤです。それくらい綺麗につくることは大前提。

またグリップもとっても大事。タイヤで走りの質が決まります。

⑤駆動

ほんとあんまり考えないほうがいいです。考えすぎた結果大爆死することがよくあるので(経験者は語る)、慎重にならざるを得ないですし、なんならあえて何もしないほうがいい場合もあります。

あと駆動を改善したところで、劇的にタイムって変わりません。フレームとタイヤをしっかりと考えて丁寧に綺麗につくるほうが絶対速くなります。だから最後。

1にフレーム、2にタイヤ、3,4がなくて、5に駆動

今一度考え直してみてください。

【足し算と引き算】

これも結構考えます。そのギミック必要?的な話。ギミックをつけると速くなることはないのは周知の事実。ギミック付けて速くなった人見たことありません。

フルリジットでも入れば、結局ギミックなんていらなかったわけで、入らないから、バンパーにいなし効果をもたせたり、可動させたりスライドさせたりする、でもこのコースだといらないよねそれ?も出てくるので、このへんは経験値が物を言うので、しっかり走らせることが大事なのかなぁと思います。

【まとめ】

どうしても私の視点でこういうことを書くとフラット目線になりがちなのがよくないと個人的には思ってはいるんですが、フラットやってるからこそわかったことっていうのもすごく多いのは事実です。

もちろんその逆も然り、なんなら今立体のほうがいろいろシビアだなぁと思っていたりするところもあったりします。

とまぁ精神論に終始した感じもありますが、心にすこしでもとどめておいていただければ幸いです。


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