ぼくのかんがえるLCの対策方法
こんにちは、P!MODEL LABOのぽらりんです。
今回は、レーサー誰しもが一度は悩む「レーンチェンジ(以下:LC)」についてです。その中で、私が入らないときに主に試している、チェックする箇所を書いていきます。
あとあくまで走行中は6ローラーで走っているということが前提のお話
①スラストを入れる
だれでも絶対にやる方法(笑)セオリー中のセオリーだと思います。特に右前にスラスト角をつければ、頂上にくるときにマシンは下を向くようになるので入りやすくなります。
デメリットとしては、コーナー、ウェーブの抜けが遅くなります。
②左前のローラーの高さを上げる
これも意外と有効。ただし①とセットで調整の必要があります。入口と出口での姿勢制御のためです。
③左後上段を下げる
これも①②との兼ね合いが関係してきます。後ろだけ下げると入ることもあります。
①〜③は関係性が非常に複雑です。ですが、コースアウトの仕方をじっくりみると、どこをどう弄ればいいか、なんとなくわかってくると思うので、経験値を貯めてください。
④ローラーの材質を変える
これもセオリーの一つ。金属ローラーが有効的なのはご存知のことと思います。ただし変える場所はよく考えましょう。
⑤スタビ
材質や大きさもありますが、ことに立体の現在のレギュならば、時代に逆行して回らないスタビにするのも場合によっては有効かと。
⑥バンパーのスラスト保持力を確かめる
現場でどこまでできるかはわかりませんが、可動式バンパーによくありがちなのが、バンパー自体のスラスト保持が弱く、すっぽ抜けることがあります。スラダンだと入らないけど、固定してリジットにしたら入る、なんてことを経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あとはリアバンパーの高さとか。
⑦ローラー軸の保持力を確かめる
主流はキャップスクリューだとは思いますが、ピン打ちの場合、打ち込みと固定がちゃんとできてない、グラグラな方がいます。ピン自体がローラーにフェンスにあたったとき、保持力が弱いとそれだけでスラストが変わってしまう可能性があるのでしっかり固定しましょう。あとキャンバー方向に角度入ってたりとかも一応チェックしたほうがよいかと。
⑧速度をあげる
「えっ」と思われる方もいらっしゃるかと笑
飛び方にもよるんですが、フェンスにローラーを噛ませたい、噛ませる方法として、はやさが足りずに噛まないパターンもあります。なので思い切って速度をあげてみるのも戦略としてはアリです。速度を上げるだけなら選択肢は多いはずです。もちろん他セクションでの弊害というリスクを負います。
⑨スラストをあえて抜く
⑧に関係します。その分ウェーブ、カーブの抜けが変わるので相対的に速度が上がります。つまり⑧のように食いつきがよくなることもあります。わりとチューンフラットの人だとやってる人は多いです。タイムを上げつつLCをクリアするという至上命題が前提としてあるので
⑧、⑨は諸刃の剣かと思いますw
【総括】
①~④は誰でもできるし、まず考えるならそこに行き着くと思います。⑤以降はちゃんと見てる人は見てる話です。なんであの速度でLCクリアできるんだろう?って思ったりする人は実践してみてください。
ただほんとこれは経験値がモノをいう話だと思います。立体だとジャンプ姿勢の制御とかブレーキングとかを優先しがちになりますが、こちらも見直すと、単純にパワソ以外でも速度を上げることができるなどの副次的な効果もありますので、ちょっとだけ気にしてみることをおすすめします。
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