【小ネタ】ベアリングの着磁・脱磁
こんにちは。
P!MODEL LABOのぽらりんです。
久しぶりに、小ネタ「ベアリングの脱磁」について今日は書きたいと思います。ただこれは、効果が本当にあるのかどうかはわかりません。
【ベアリングのメンテナンス】
みなさんベアリングのメンテナンスはされていると思います。
おそらく走行したあとは、ローラー等も外した上でパーツクリーナー等に漬けて保管したり、洗浄後に乾燥してから保管等されているのかと思います。
で、走らせる前に回るものを選別しつつ、注油等されるのが一般的かと。
【ベアリングの着磁】
たぶん今ではほとんどの人が気にしてないかもしれませんが(ある意味ロストテクノロジーみたいなもの)、特に620(旧・新は特に、現行はよくわからない)や830等のベアリングローラー等は、保管状態等によっては磁力を帯びてしまうパターンがあります。
メンテナンスの際、乾燥後や注油後、指弾きで空転させたことは誰しもあると思います。
その際に、ベアリングの回転の終わり際に「ピタッ」と止まることがあることも。回し方などにもあると思いますが、個人の経験上ですがベアリングの回転終わりがそのまま自然にゆっくりと回転が止まって行くほうが、精神衛生上(笑)で「回りやすいベアリング」だと思ってます。
ピタッと止まる原因として、内部にゴミやカスが入っている可能性というのは当然誰しもが考えうることかと思います。(空転させたら異音がする等も含め)しかし、これに関しては洗浄等で比較的取り除ける要因かと思います。
ただし「しっかり洗浄やメンテナンスをしても止まってしまう」原因はなんなのか?もしかしたらベアリングの着磁かもしれません。
そもそもベアリングの着磁云々ってどこからの話かというと、実はヨーヨー界隈での話。釣りやヨーヨーって意外とミニ四駆と親和性が高いですよね(笑)
じゃあどこで着磁するの?って話なんですが、ミニ四駆を触る、作る上でまぁまぁ着磁しやすいものって多いと思います。モーターに至っては磁石そのものがついてたり。モーターそばに置いておかなくとも、ビスだって着磁しますからそこからベアリングへ・・・ってことだってあるわけです。
あとはピンセットも考えられますよね、ボトルから取り出す際に使ったり。
ちなみになんで私がこの話にたどり着いたかは、よく覚えていません(笑)
ただチューンフラットにおいては、そういったことの積み重ねがタイムにも直結すると思っていますし、少しでも速くなるのならば、やっておいても損はないという考えのもとに試してみたいと思いました。「人事を尽くして天命を待つ」です(笑)
【ベアリングの着磁の確認方法と脱磁方法】
「着磁したものの磁力を取り除く方法ってあるの?」って話になると思いますが、そこはインターネット先生、色々な技術があります。
わかりやすいところでいうと、電子工作系のショップさんにいくと売ってると思うマグネタイザー
その他にも消磁器なんてものもあります。
まぁそんなにも高くないんですが、いろんなレビューなんかみてると一定の効果はあるけど・・・って感じです。
なんかもっとコスパいい方法ないかなーと探していると
数百円でこれなら全然ありですw
ただミニ四駆のパーツ上、割と小さいし、一個一個めんどくさいなぁというのが素直な感想。
もっと楽にできる方法ないかなー
と以前ツイッターでつぶやくと
「ホイールにモーターの永久磁石くっつけて回転させて、近づけたり遠ざけたりしたらええやないすか」
な る ほ ど
できました。
【効果について】
結論からいうと、何回も試していると「ピタッと止まる」ことは少なくなります!原理については、上記のツイートや動画などで確認してもらえば。
それでもピタッと止まる場合は、それこそ寿命だったり、ラバーの変形とかを考えないと行けないかなと。
ただしこれがタイムや速さにどれくらいの影響があるのかはわかりませんが、回らないより回るほうがいいと思いますし、もし時間があってガッツリメンテナンスしようと思った際に試してみてください。