プロっぽい写真が撮れるたった3つのポイント
こんにちは。
フォトグラファーのKofukuです。
カメラの使い方がわかってきたけど、
なかなか上手い写真が撮れなくて困っている、
そもそも上手い写真ってなに?
そんな疑問が出て来るかと思います。
この記事では、
「プロっぽい写真が撮れるたった3つのポイント」を紹介していきます。
これができるだけで写真の腕前は格段に上がります。
1.プロっぽい人物写真の定義
まず、プロっぽい写真とはどんな写真でしょうか?
自分が考えるプロっぽい写真とは次の通りです。
■人物が主体的に撮られている
■背景がボケている
■光がキレイ
以上3点がプロっぽい写真の定義とします。
2.プロっぽい写真が撮れる3つの方法
では、前項で定義した写真は、実際にどのようにすれば撮れるのかを解説していきます。
■人物を主体的に撮る方法
結論、望遠レンズを使いましょう!
望遠レンズとは、一般的に焦点距離85mm以上のレンズを指します。
なぜ、望遠レンズを使用するのか?
・余計な背景を省き、被写体を主体的に写せる
・画面のゆがみが少ない
こういった理由があります。
望遠レンズを使えば、背景の写る範囲が狭くなります。
つまり余計な背景ははぶき、人物主体で写すことができます。
また、望遠レンズはゆがみも少ないので、
人物の顔や体形を正確に伝えることができます。
是非覚えておいてください。
■背景がぼけた写真の撮り方
人物にはピントが合っていて、
背景がボケている写真ってプロっぽいですよね。
背景がボケているとどんな印象かでしょうか?
・被写体となる人物に目が行きやすい。
・写真に立体感が出て、人物が浮き出て見える。
・写真に柔らかさが出る
では、どうすれば背景がボケるのか?
背景をぼかすための要素3つあります。
1.絞りの設定(F値)を最小値(開放)に設定する
2.望遠レンズを使う
3.人物と背景までの距離を離す
撮影の際に絞りを最小値(F2.8とかF4とか)で撮影します。
※レンズによってはF1.8とかF1.4くらい、高級レンズだとF0.95くらいまであります。
そうすれば被写界深度が浅くなり、
人物にはピントが合い、背景はボケやすくなります。
そして、望遠レンズを使うと背景のボケ感が強くなります。
これは望遠レンズの圧縮効果というものによるものです。
※難しい話なのでここでは割愛します。
さらに、人物と背景までの距離を離すことにより、
背景をぼかすことができます。
これを基本とすればボケ感を活かした撮影が可能です。
■光がきれいとは?
皆さんはどんな場面で光をキレイと感じますか?
自分の場合、
・夕日が沈む風景を見たとき
・冬の晴天の中で、ダイヤモンドダストを見たとき
・炊きたてのご飯のCMや広告を見たとき
こんな時にキレイな光を感じます。
ここで質問です。
この3つの場面に共通する点があるのですが皆さんはわかりますか?
実は、
全て「逆光」の場面なのです。
逆光は順光と比べて、物の輪郭を強調したり、
ドラマチックな印象与えます。
だから、プロカメラマンは逆光を使います。
さて、プロっぽい人物写真の撮り方のポイントを挙げてみました。
参考になったでしょうか?
このポイントをおさえるだけで、かなり写真が上達します。
人物写真は被写体を主体的に、その人らしく、キレイな光で撮れるか
というところに意識して撮影してください。
最後にもう一度ポイントを復習です。
まとめ
■望遠レンズを使う
■最小F値(開放)で背景をぼかす
■逆光を使う
今回はここまで。
是非、取り入れてみてくださいね!
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