【デレステ】「とくとく…… とく……」のMVを語りたい
2025年2月10日。この日、新たな記念日が誕生した。
アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ、通称デレステに、佐城雪美ちゃんのソロ曲である「とくとく…… とく……」が実装されたのだ。
待っていた期間が長かった分期待も大きかったのだか、今回のMVはそのハードルを易々と飛び越えてくれた。なんせ一度見ただけで、その素晴らしさを知らしめるべく、人生初のnoteを書くくらいである。拙い文章ではあるが、自分の感情の整理も兼ねて、感想を記したい。
1.歌い出し
声入り前の「とくとく……とく……」とブレスを入れてくれてありがとう……。
暗いステージで、自分だけスポットライトを浴びる雪美ちゃん。指で表された心臓が揺れ、初めてソロで歌うという緊張がこの歌い出し前に現れている。
そしていざ、歌が始まり……
振り付け可愛い!!ああ、雪美ちゃんのための振り付け……
もう泣きそうだが堪えて視聴続行。猫の足跡が雪美ちゃんから離れてゆく。「みんながいるから」でバックダンサー含め5人のアングルになるの、良い。
そもそも昔の雪美ちゃんは孤独を抱えていた。感情は誰にも見せない。両親はいつも忙しく、クリスマスさえ1人ですごす。けれどそんな彼女には今、多くの仲間たちと、プロデューサーがいるのだ。みんながいる。
からの猫の手!!ああ!可愛い!!
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バックモニターに映るのは本と猫たち。ペロと思わしき黒猫もいる。雪美ちゃんの象徴として猫は言わずもがな。本に関しても、SSR[ひみつの小夜曲]にて「不思議な物語が好きだ」と述べている。
2.Aメロ~サビ前
歌詞に合わせてステージのライトで陽だまりが表現される。眩しがる雪美ちゃん可愛い。
「どんなときもみんなと」でバックの4人が映る。最高。
歌い出しで旅に出た猫はバックモニター前へ。
「伝えるのは少し苦手」だという雪美ちゃん。この旨のセリフは多く、実際彼女の言葉数は決して多くはない。しかしそれと同じくらい、いやそれ以上に困難に対して努力を惜しまないのが雪美ちゃんである。嬉しい気持ちを言葉にすべく、鼓動をリズムに合わせていく。
3.サビ
そしてサビのこの笑顔!!
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背伸びをする時だって笑顔。
背伸びとは即ち、苦手を克服するための努力である。そこに対して笑顔を向けられる雪美ちゃんは無敵だ。
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バックモニターに映る額縁達は、雪美ちゃんの初のSRである[プチ・マドモアゼル]、及びデレステのフェス限[あなたに微笑むマドモアゼル]のオマージュであろう。
そもそもこの2枚のカードが「良い」。おしゃべりは苦手でも、撮影のお仕事は得意だった雪美ちゃんの初期の一枚と、様々な経験を経てマドモアゼルへと成長した雪美ちゃんの堂々たる一枚。同じ構図で、これまでの歩みをはっきりと感じさせてくれる。泣く。
U149の感想の時にも書いたが、「壁越しに重ねた気持ち」とはSR[プチ・マドモアゼル]特訓前からきているのだろう。ありがとう。思い出ボムで無限に泣く。
そんな感傷に浸る中、雪美ちゃんから伝えられる「ありがとう」の言葉。
雪美ちゃんに声が付いてから初めて出たSSRである[重ねた手と日々]を思い出してまた泣く。
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「ずっと一緒ね、約束」と手を伸ばす雪美ちゃん。今までこちらが手を伸ばして、彼女の手を取る側だったのが、雪美ちゃん自ら手を伸ばすという成長。当然泣く。指切りの後の表情は雪美ちゃん固有の微笑み。
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バックモニターの中にいた猫、ペロは額縁から飛び出してステージへ。最後に雪美ちゃんの元へ戻ってくる。きままに振る舞っているように見えて雪美ちゃんの背景を務めるというサポートをし、最終的には雪美ちゃんの元へ帰ってくるのだ。これを愛と言わずして何と言うのだろうか。2人の絆に泣く。
4.総評
最高。最高のMVです。
関わった全ての人々に感謝。
どうかこの素晴らしいMVが、みんなに末永く愛されますように。
どうかこの素晴らしい曲が、みんなに届きますように。