自分を幸せにするということ。
”自分で自分を幸せにできなかったら、
一体誰が自分を幸せにしてくれるっていうの?”
って、同僚のベトナム人に言われた。
彼女の名前はHaさん。
Haさんは確か35歳くらい。結婚は、していない。一人でハノイ市内に暮らしている。平均年齢が23歳のこの国で、Haさんのように結婚をせず家族と離れて暮らしているのはかなり、いやほんとかなーり珍しい。
Haさんは、人生の楽しみ方を知っている。
自分が幸せになれる方法を知っている。
いつも笑顔で冗談が大好き。人間が好き。勉強が好き。朝は必ずコーヒーを入れて20分一息つくらしい。そして8時20分ごろ、それはそれは素敵な笑顔で出社してくる。(ちなみに会社の始業時間は8時である。)趣味はダンスとスイミング。会社終わりに週2くらいの頻度で行っているらしい。
Haさんの家での忘年会。たくさんの料理をふるまってくれた。
自分が幸せじゃなきゃ、周りの人も幸せにできないよ。自分のことが大好きじゃなきゃ、誰かのことも大好きになれないよ。
って言葉は、ここ最近の私にだいぶヒットした。
このところ、私は最近の自分が好きじゃなかったし、自信もなかった。
学生から社会人になったというのもあるかもしれない。
だから人のこともなかなか好きになれなくて、
誰かが私のことを好きになってくれても、
「なんで私なんかのことが好きなんだろ!?意味がわからない!!」
って、なってた。あぁ。なんて勿体ない人生!!!
2017年の私は、「YESマン」だった。
もともと人に会うことが好きだし、ベトナムにきた目的も、
いろんな人に出会いたかった。ってのがある。
だから、2016年12月から、ベトナムに来て1年。
行きたくない食事も、やりたくない仕事も、
全部こなしていたし機会があれば行っていた。
営業としてははなまる満点だったけど、
そのうち1週間に7日働くようになっていて(念のためいうと1週間は7日しかない。)
ふとした瞬間、私は幸せかなあ。って、すごく考えるようになった。
ベトナムに来る前、私は東京のゲストハウスで
働いていた。
ここで待っているだけで
世界中から面白い人がたくさん来て、
色んな人生を経験した人の話が集まって、
ここにいるだけで世界一周をしているような。
素敵な場所だった!
私はこの時の自分は最高に幸せだったなあと、ふと思った。
(”この時は楽しかった”って過去を振り返る考え方は好きではないけれど)
なんでだろ?って考えた。
・この時の自分は最高に面白かった。(自分で言うのもあれだけど・・)
・好きなもの、好きな人に囲まれて幸せだった。
・みんなを楽しませることが最高に楽しかった。
イコールこの時の自分が大好きだった!!!!
自分が幸せ=自分が好き=周りの人も幸せにできる=周りの人を大好きになれる。が、成り立った瞬間。
でもなんてったって私の人生のモットーは、
いつでも今が最上、いつでも今が一番楽しい人生。×365日
なわけだから、ここで立ち止まるわけにはいかないので
2018年の目標は、
自分が最高にハッピーな1年にする。
自分が好きなものを選び、自分が好きな自分で、自分が好きな人たちと。
第一歩目。
大切で大好きな友達から、プレゼントをもらった。
CROSSのボールペン。
今まで、使い捨てのぼろっちいボールペンしか使ったことなかったから。
いいものを持つ。自分が好きなものを持つ。って、自分を大切にすることに繋がって、自分のハッピーに繋がると思う。
大学生の頃、親友の家に遊びに行って、その部屋のこだわりように驚いたことがある。
全てAesop(今時のおしゃれ女子には有名?結構高い。)で揃えられた石鹸類。
お花が飾ってある。
熱帯魚が美しく飾ってある。
全てオーガニックの食料。(おしゃれにビンに入れ替えてある。)
友達だってそんな頻繁に来るわけではないのに、どうして自分のためだけの部屋にここまでこだわれるのか!?!?!?
なんか、24歳。最近になってわかった。
自分のご機嫌をとる。誰かが気が付かなくても、自分だけがわかっていたらいい。その良さに。
私の好きな住野よるさんの小説「また、同じ夢をみていた。」に、こんな好きな一説がある。
幸せとは、自分が嬉しく感じたり楽しく感じたり、大切な人を大事にしたり、自分のことを大事にしたり、そういった行動や言葉を、自分の意思で選べること。
大人になって仕事を始めて、好きなものを厳選するのはとても大切なことに気づいた。貴重なプライベートは全て好きなもので埋め尽くしたいもん。
「よい人であることは望ましいが、どうでもいい人にはなるな。」
自分が好きなもの・大切なものをたくさん見つけて、
自分を最高にハッピーにする、最高な2018年にしようっと。
みなさん、よいお年を。