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【パーマカルチャーデザイナーvol.35】Daisuke Sasaki

これはパーマカルチャーデザインコース(以下、PDC)を修了したパーマカルチャーデザイナーたちのリレーコラムです。

※パーマカルチャーとは
"Permaculture is a dance with nature, in which nature leads."
パーマカルチャーとは自然に導かれる自然とのダンスのようなもの。
Bill Mollison

ビル・モリソン

#35 Daisuke Sasaki

穏やかで笑顔が絶えない印象の大ちゃん。
実はほんの少しの関わりでは彼の深みには辿り着けない。
優しさの中に熱い想いを秘めるまっすぐな魂。
何度かくりかえすやりとりの中からじわりと伝わってくるの魅力はパミモミの同期研修生たちからの信頼のベースになっているようにも感じます。

美しいはじまりで綴られた今回の記事では、そんな大ちゃんの根っこに触れられるんじゃないかな。
みなさんの心に沁み入りますように。

Q1.あなたについておしえてください

©︎Daisuke Sasaki

好きな歌や映画、アートに出会って、こんな風に生きられたらと憧れる経験は誰しも一度はあるのではないでしょうか。
もしもそんな憧れを現実にする魔法があったらどうしますか。

私のきっかけはharmony of uniqueness(個性が響き合う社会)を目指すNPOコモンビートの100人が100日でミュージカルをやるというプログラムに出演したことでした。

ミュージカルのラストでは、100人の出演者が違いを乗り越え個性を活かし合って世界が平和になるというシーンを演じました。

舞台上とはいえ、100人で平和と調和を全身で味わい、1800人の観客に向けて、それを歌と踊りで表現するというのは強烈に幸せな時間でした。

その素晴らしい体験の一方、舞台を降りた現実では人間は環境や他の生物、遠くの人間を犠牲にして生きているように感じ、アートでしかあの幸せは味わえないのか・それならアートに本当に力はあるのかと歯痒く思いました。

それがパーマカルチャリストの四井真治さんの動画を観た時、パーマカルチャーならミュージカルのシーンのような美しい世界がたとえ小さくても自分の手で現実に作れるのではないかと思いました。

命が調和し、循環するガーデンを実際に作り、その豊かさ、美しさをアートの力で表現し、伝えたい!

そう思った私は思い切ってサラリーマンを辞め、パーマカルチャーをすることにしました。

今は自然農法の研修も始め、人も微生物も昆虫も”いのちが環になって踊り出す”ような”日本一踊れる農園”を作ろうと学んでいます。

Q2.パーマカルチャー デザインコースを通して

Permaculture Design Course 2021

サラリーマンをしている時は、お客様からお金を貰い、”お金によって生きることができている”という体感だった。

でもそれは真実ではなくて、コースを通して、本当は”太陽や土や水によって生かされている”ということに繋がり直すことができた。

あとコースの最後にチームでパーマカルチャーデザインを発表し、とにかくパーマカルチャーデザイナーとしての第一歩を踏み出せるのも、とても良かったと思う。
一歩踏み出せば、あとはそれを繰り返して、良くなっていくだけだから!

Q3.あなたにとってパーマカルチャー って

どこにいても、何をしていても
ただその場所で良い循環をつくろうとすること

小さくても
少しずつでも
良くなっていく循環のスパイラルをデザインすること

そのために豊かな土壌を育んだり
誰かのギフトを何かのニーズと繋げたり

循環が続いていく限り
そのエネルギーは♾になる

Q4.PDCの中で次にバトンをつなぎたい人とその人の印象

昇さん。

歳はほとんど変わらないのに、溢れ出すアニキ感!

パーマカルチャーデザインコースでも、すっかり参加者の兄貴、時にはパパになっていた印象です(笑)

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佐々木大輔
Daisuke Sasaki 

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2022/8/23 処暑

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