【パーマカルチャーデザイナーvol.34】Go Matsui
これはパーマカルチャーデザインコース(以下、PDC)を修了したパーマカルチャーデザイナーたちのリレーコラムです。
※パーマカルチャーとは
"Permaculture is a dance with nature, in which nature leads."
パーマカルチャーとは自然に導かれる自然とのダンスのようなもの。
Bill Mollison
ビル・モリソン
#34 Go Matsui
タフな見た目とゆるい言動とは裏腹に繊細さと思慮深さを合わせもつ剛くん。
多くを語るタイプではないけれど、投げかけてみると語る考え方や相手の言葉に真摯に耳を傾ける姿勢、キュートな笑顔にファンも多かったりします。
今回も剛節満載で書いてくれました!
ファンの皆様お楽しみください。
Q1.あなたについておしえてください
千葉で生まれ育った松井剛(ゴウマツイ)。
若い頃から環境問題に関心があり、世界中の搾取や暴力・欺瞞に頭を悩ませていた。
訳ではないです。
ただ漠然とではあるが、世の中が良くなれば自動的に自分の人生も良くなるということは考えていた気がする。
そう、情けは人の為ならず。
波紋の法則。
逆バタフライエフェクトのポジティブバージョン。
何のこっちゃ。
ともあれ、よくあるパターンだけど東日本大震災・原発事故あたりで環境問題・社会問題に関心が湧いてきた口である。
情報収集の毎日、知れば知るほどに希望の光が遠のく。
数年間は思考をこじらせていたけど、結局は何か行動を起こさないと変化は訪れない。
この星に生まれ落ちてオギャーと鳴いた時から、ゴウマツイという動物は行動を宿命付けられているんだ!
金輪際ファミレスのおしぼりで手は拭かない!
求愛する時は自分を物理的に大きく見せよう!
風呂は川、川は風呂だ!ということになった訳である(一部脚色アリ)。
何やかんやで色々あって2021年に【パーマカルチャーセンター上籾】にて研修生として滞在していました。
コミュニティビルディングに社会変革の可能性を見出して。
遠のいて行った希望の光の存在自体は、心のどこかで信じているのだと思う。
まだ正式に契約はしてないけど、最近やっと岡山県にフィールドを見つけて、何も問題が起きなければ里山暮らしをしていこうと思ってる。
自然を涵養する動物として。
Q2.パーマカルチャー デザインコースを通して
出会いと学び。
出会うことによって学びがあるし、学びとは概念との出会いとも言える。
つまり随伴的、相互ブースト的な概念なのかもしれない。
最早、陳腐とも言えるほど多様性という言葉を世の中の人は使う。
だけれども、やっぱりある程度見ている・見ようとしている方向性が近い人との出会いって素敵な感覚だと思う。
では逆に、方向性が離れている人との出会いはどうだろう。
面白いのである。
学びが凝縮されている。
あるトピックスを違う角度から見える。
すると対比的に学べるし、客観性が増すはず。
知らんけど。
総括すると、パーマカルチャーデザインコースには近い人も離れている人も集まる。
かもしれない。
それは素敵だし、面白いということになる。
Q3.あなたにとってパーマカルチャー って
自然科学・アート・倫理的な側面から、世の中を微調整するデザイン手法。
厳密にはもっとたくさんあるけどね。
言葉遊びになるけど、結局人間が何かを創り出すことなんて出来ないんだと思う。
太陽や土や水があって植物が育つ。
火や熱があるから料理ができる。
ボケがあるからツッコミが成り立つ。
音楽で例えると作曲ではなくてDJプレー。
小室哲哉ではなくてDJ KOO。
そう、みんなEasy Do Dance!
Yeah Yeah Wow Wow!
Viva90年代!
取り乱してすみません。
本題に戻ります。
パーマカルチャーは自然環境を観察する術をくれるし、自由度が高いから、それぞれの暮らしに活かせるかもしれないヒントがたくさんある参考書みたいなものかな。
自由度の高さがポイント。
たかが参考書、されど参考書。
Q4.PDCの中で次にバトンをつなぎたい人とその人の印象
大ちゃん。
同時期に【パーマカルチャーセンター上籾】の研修生として滞在してた優しいおじさん。
お兄さん。
いやおじさん。
2022/8/7 立秋
合わせて読みたい