2023年7月、パートナーCFO養成塾Day2開催しました
パートナーCFO養成塾第6期Day2を東京リアルクラス2023/7/22、オンラインクラス2023/7/20に開催しました!
※パートナーCFO養成塾の紹介ページはこちら。
養成塾Day2の概要
【P-CFO養成塾第6期 Day2】
日時:東京リアルクラス 2023/7/22 1330-1700
オンラインクラス 2023/7/20 1830-2200
内容:Day2「パートナーCFOの知識・スキルを知る①経営管理」
講師:高森厚太郎氏(日本パートナーCFO協会 代表理事)
Day2の講義内容
Day2は「パートナーCFOの知識・スキルを知る①経営管理」。
パートナーCFOの具体的業務であり、Day4-6で扱うカネ・ヒト・Exitの大前提となる、中小ベンチャーの経営管理、理念・戦略策定、組織設計を理解していきます。
事前動画で経営管理(理念、戦略、組織、管理)の全体像をインプットし、当日の講義では具体的な事例やワークショップを通してアウトプット。その一連の流れを通して、実践につながる知識の使い方を身につけていきます。
■Day2事前動画「1 経営管理」
「経営理念策定」や「戦略策定・事業成長」、「事業計画作成」は、いずれも主体となるのは経営者、CEOです。では、パートナーCFOに期待される役割とは何なのでしょうか?
動画では、経営管理におけるCFOの役割として「何を見て」「どうサポートするのか」「どのようなスタンスが求められるのか」、具体的に説明されています。
なお、Day2以降は予習動画の内容に沿って様々なフォーマット(ppt,Ecxel,doc形式)が事前配布物として共有されます。例えば、Day2では事業計画書や環境分析フレームワークのフォーマット等が共有されました。
(こうした資料を一から作成するのは、非常に時間がかかることもあり「フォーマットが共有されるので、即実践できます」と、毎期受講生にも好評です!)
■Day2当日の講義
受講生はみな事前学習動画で一度インプットして講義に臨みます。講義の日は、事前学習の内容を振り返りつつ、特に重要で、かつ動画だけでは習得が難しい「経営理念策定」や「事業計画作成」を中心に取り上げられました。
特に、企業経営において重要ながら外部のパートナーとして触れにくい「経営理念」に、パートナーCFOとしてどのようにアプローチしていくのか、具体的なアクションとその留意点が説明されました。
経営理念の再構築やチームビルディングに効果を発揮する「経営合宿」については、事例をもとに具体的な進め方や押さえるべきポイントが紹介されました。
その他、「事業計画作成」については、事業推進や資金調達などの目的によって必要な資料や注力ポイントがどう変化するのか、中小企業・ベンチャー企業それぞれで想定される場面と共に示されました。中小企業庁の施策を活用した支援方法も含め、クライアントが依頼しやすい方法が紹介されました。
今回の講義では、「SWOT×クロスSWOT分析」と「P-CFO経営クイック診断」の2テーマでワークショップを行いました。前者は経営合宿や経営陣の意見交換の場面で、後者は経営者とのディスカッションで特に活用できるツールとなります。
受講生の声
受講生の振り返りでは、
「SWOT分析からクロスSWOT分析とロジックを踏まえていけば、おのずと事業機会も見えてくるところが非常に興味深かったです。今までは書籍等で読むだけで実践したことはありませんでしたが、やってみると意外と面白いものだなと。経営、事業とよくわからないけど、がんばれというしかなかったものに対して、仮説と実践、検証とアプローチのルーチンが回していくモデルができることになるので、他にも社員発の事業が生まれそうな予感がします」
「コンサルティングするだけではなく、合宿や会議体の設計・運営など、どう組織を動かしていくかもCFOの重要な役割だと感じた。(Day2の学びを)経営者との対話の中で、ヒアリング内容に組み込む。 経営者とP-CFOの会話は、経営者にとっては社内のmtgとは別物なので、オフィスではないところで実施してみるのも良いかもしれないと思った」
「P-CFO経営クイック診断の演習は、短時間の演習であったにも関わらず、同じ会社を評価した3名の診断にそれほど大きなズレがなかった。使いやすいツールであると感じたとともに、精度の高さに驚いた。勤務先(IPO準備中)で、経営層の一人から『壁打ち』の依頼を受けている。P-CFO経営クイック診断を課題の炙り出しに利用したい」
「P-CFO経営クイック診断は、企業との関係構築にとても活用できると思った。自社について知りたいと思っている経営者は多いので、非常に有効だと思う」
「P-CFO経営クイック診断をスタートアップとの初回面談で活用したい。CFO8マトリックスと組み合わせて経営者と課題をビジュアルに共有する、経営合宿への導線に使うなどの活用もできそう。新規顧客獲得にも、既存顧客の事業計画見直しなどの際にもディスカッション素材として力を発揮しそう。経営者と課題認識を共有することができるためシャープな提案をできそうだと感じた」
といった感想や今後の行動決意が寄せられました。
さいごに
次回Day3は本編その2「パートナーCFO足りえるスキルを知る」となります。
経営者とのディスカッションスキルを取り上げますので、どうぞお楽しみに!
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