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2023年10月、パートナーCFO養成塾Day5開催しました

パートナーCFO養成塾第四期Day5を東京リアルクラス2023/10/28、オンラインクラス2023/10/26に開催しました!
※パートナーCFO養成塾の紹介ページはこちら


養成塾Day5の概要

【P-CFO養成塾第四期 Day5】
日時:東京リアルクラス 2023/10/28 1330-1700
    オンラインクラス 2023/10/26 1830-2200 
内容:Day5「パートナーCFOの知識・スキルを知る③組織マネジメント⑤採用」
講師:高森厚太郎氏(日本パートナーCFO協会 代表理事)

Day5の講義内容

Day5は「パートナーCFOの知識・スキルを知る③組織マネジメント⑤採用」。
パートナーCFOとしての具体的業務のうち、クライアントの悩み事であり外部専門家だからこそバリューが発揮しやすい人・組織分野を扱います。
事前動画でインプットし、講義当日はワークショップで実践アウトプットを通して自分のものにしていきます。Day5の予習には「採用」のテーマで扱う適性検査も取り入れ、講義の理解を深められるよう構成されています。

■Day5事前動画「3 組織マネジメント」 

事前動画では、組織マネジメント2つの目的を共有したうえで、全体像各論(組織の特性、方針とKPI設定、重要場面のマネジメント等)が解説されます。
クライアントである中小ベンチャー経営者に、どのようなタイミングで人や組織が話題になるのか/していくのか、KPIとどのようにつなげるかなど、支援場面のイメージを持てるような具体的ノウハウを学びます。

■Day5事前動画「5 採用」

採用のプロセスの全体像から、各論(採用戦略作成・戦術管理、母集団形成、面接選考、内定フォロー、入社等)が解説されます。さらに、全体像を押さえたうえで、P-CFOとして特にどこにアプローチしていくのかを考えていきます。

■Day5当日の講義

講義当日は、前半は組織マネジメント、後半は採用をテーマに、特に重要な論点の確認とワークショップでアウトプットをしながら進みます。

前半の組織マネジメントパートでは、各グループで1名がクライアント役となり、他のメンバーはP-CFOとしてヒアリングしながら「組織方針を立てる」ワークショップを行いました。グループワーク後の各チームの発表内容からも、クライアント役から具体的に困っている場面が共有され、各々の知見を総動員して活発に議論した様子が伺えました。

後半の採用パートでは、「採用ブランドづくり」ワークショップを行いました。ワーク1で取り上げたクライアント事例について、6つの論点(人を動かす4P+2C)3つの切り口(自社の魅力、求職者ニーズ、競合の魅力)で検討していきます。

今回の講義では、「クライアント企業に関してパートナーCFOとしてどう関わるか」はもちろん、受講生自身がこれまでに会社や組織で経験してきた「採用や組織マネジメントでの困りごと」など、経験も踏まえた具体的な質問が多く飛び交いました。

受講生の声

受講生の振り返りでは、

組織マネジメントは、経営者の関心が高いことはわかっていたものの、今まで効果的な関わり方がわからなかったが、『方針に沿ってスタッフが動く状態を作る』ことがゴールとの定義付けが、とても腑に落ちた。そしてプロセスの、組織特性をつかみ➡︎方針を立て、KPI設定➡︎アサイメント➡︎重要場面マネジメント、の流れを学べた事で、整理ができた」

「組織マネジメントはCFOの主たる担当領域ではないものの、ヒトの問題は、経営課題の中心地とも言え、全社課題を把握し、経営者をサポートするうえで極めて重要である。
人事制度・報酬制度の設計は、企業のMVV整合性を意識しながらマネジメントできるようになりたい。また、採用はスキル×カルチュラルフィットを意識することが重要であると感じた。採用プロセスを構築しつつ、他の人事専門家と組んで、採用全体をサポートしていくこともP-CFOとして対応できそうだと感じた」

「まずは自社の自部門(管理部)の組織マネジメントの方針を立てて、方針モデルの一貫性と組織特性、メンバー特性との整合性を整えたい。そして、『誰に』『何を』任せるかを見直し、最大限のパフォーマンスを生み出したいと思います。 また、採用活動にあたっては、人材調達のルート、採用ブランド6つの論点(人を動かす4P+2C)を活用していきたいと思います。」

と、学びや今後への意気込みが挙げられていました。

また、中には

「現職(本業)で採用面接が続いたため、『採用』のインプット動画を早々に聴講し、学びを採用面接に役立てることができました。(特に、中小ベンチャーでの採用は、「見極め」よりも「惹きつけ」を実践して適切な面接ができたと感じています。)採用面接は今後も続くため、一層活用していきたいです。現職で『採用』の経験をさらに積み、P-CFO業務の8マトリックスの中の強みの一つにしていきたいと考えています」

と、さっそく実践につなげている方もいて、メンバーとその結果を共有されていました。

さいごに

さて、次回はいよいよDay6最終講義ではExit(M&A、IPO)事業再生のインプット、そして6ヶ月の変化の棚卸と実践共有と、今後に向けてパートナーCFOとしての決意宣言をしていく回となります。どうぞお楽しみに!

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日本パートナーCFO協会
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