2021年8月、パートナーCFO養成塾Day3開催しました
パートナーCFO養成塾第四期Day3を東京リアルクラス2021/8/21、オンラインクラス2021/8/19に開催しました!
※パートナーCFO養成塾の紹介ページはこちら。
養成塾Day3の概要
【P-CFO養成塾第四期 Day3】
日時:東京リアルクラス 2021/8/21 1330-1700
オンラインクラス 2021/8/19 1830-2200
内容:Day3「パートナーCFO足りえるスキルを知る」
講師:高森厚太郎氏(日本パートナーCFO協会 代表理事)
Day3の講義内容
Day3は「パートナーCFO足りえるスキルを知る」。
パートナーCFOと認められるには、パートナーCFOの業務知識のみならず、足りえるスキルが必要です。Day3では、パートナーCFO足りえるスキルとして、クライアントである経営者とのディスカッションのスキル、特にコーチングとファシリテーションを学びます。
事前動画で経営者とのディスカッションで必要なスキルの全体像や活用場面のイメージをインプットし、当日の講義ではワークショップを通してコーチングスキルなどを実際に体験し身につけていきます。
■Day3事前動画「9 経営者とのディスカッションスキル」(約60分1本、約40分1本)
経営者とのディスカッション場面で良く聞く「コンサルティング、コーチング、ディスカッションパートナー」という言葉、これらはどう違うのでしょうか?
これら三者は別物でありつつ、実際の現場では混然一体として使うことが多いもの。そうした実態を踏まえて「何を目的とするか」「どの立場で向き合うか」を意識して使い分けられるよう、動画では違いが解説されてます。さらに、経営者へのコンサルティングに必要なスキルとマインドとして、「専門性」や「コミュニケーション力」を前提とした具体的な在り方や行動等も示されています。
さらに、動画には具体的なP-CFOコンサルティング(2h/回)の流れやホワイドボードの使い方、コーチングのデモが収録されていて、経営者とのディスカッションイメージが膨らむよう構成されています。
■Day3当日の講義
講義当日は、前回同様Day2の振り返りと事前動画の内容の確認からスタート。グループに分かれて振り返り行い、これまで理解したことをアウトプットしながら整理していきます。
事前動画の振り返りでは、動画を見て生じた疑問も確認します。
今回は「経営者とのミーティング頻度は月1で足りるもの? もっと増やした方がいい場面はある?」「話が脱線しがちな時に時間通りに進めるコツは?」といった受講生の疑問にも答えつつ、講義が進んでいきます。
メインの講義では、前半は経営者コーチング(経営T-GROWモデル)、後半は幹部ミーティングのファシリテーションを中心に進みます。
前半は事前動画の内容「コンサルティング、コーチング、ディスカッションパートナー」の三者の違いをおさらいしつつ2回ワークショップを行いました。「コーチングスキル」で短かめのワークと「T-GROWモデル」を使って各自10分ずつのコーチングで、前者ではコーチングスキルの有効性を、後者では実際にコーチングをする側・される側を経験していただきました。実際に体験することで、自分自身の傾向や得意不得意を知るきっかけにもなります。
後半はケースをもとにディスカッションを行い、ファシリテーションのプロセスやポイントを確認していきました。
さらに今回は復習としてコーチングのワークを設定。学んだスキルの腕を磨くべく、早速使う場面を持っていただきます。
受講生の声
受講生の振り返りからは、
「コンサルティングに必要なスキルとマインドがスライドで明確にあり、印象に残った」
「コーチングのワークが楽しかった。お客様の立場を体験して気持ちを知ることが出来てよかった」
「ファシリテーションで論点整理は得意だが自己流だった。各種ツールを駆使、活用し、会議に不可欠の存在として認識されれば、間違いなくValue Upに直結するだろう」
「お客様にとっての価値を見極めて、コーチングorコンサルティングを切り替えて使っていきたい」
など、スキルごとに実践を意識した学びや気づきが挙げられていました。
さて、次回Day4は本編その3「パートナーCFOの知識・スキルを知る ②PLCF改善④資金調達」となります。
2本立ててボリューミーですが、P-CFOとしては肝となる内容です。どうぞお楽しみに!