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テレワーク環境で考え直すべき、会議体3つのポイント
新型コロナウイルス感染症の影響で、一気に広がったテレワーク。しかし、環境はテレワークになっても、惰性で今まで通りの会議体が続いていたり、極端に会議が減った会社も少なくありません。今回は、テレワーク環境での適切な会議体を考え直す上でのポイントを整理します。
■会議への参加メンバー
従来の会議でも、全体MTG・経営MTG・部課長MTG、など、様々な階層でミーティングが行われていたことと思います。
テレワーク環境で変わったのは、
①会議に気軽に参加しやすくなった
②会議で決定したことを自分の部下に周知することが難しくなった
という2点です。
これにより「あまり仕事のないAさんは会議に参加していたのに、同じ階層のBさんは優秀で忙しかったため参加していなかった」といったことが起きやすくなります。
Bさんは不満に思い、仕事のパフォーマンスは落ちるでしょう。会議に参加させやすくなったからといって、平仄の揃わないメンバー選定はご法度です。
■会議の時間
オンライン会議の特徴として、時間が短く終わる、という点に気付いている方は多いでしょう。
これは、全体のリアクションを確認しながら話すのが難しく、決められたことを一気に話すためです。
今までは1時間の時間で行っていたことでも、30分程度で本題は終わるかもしれません。このとき、余計な話題にまでリーチしないことが大変重要です。そうした思い付きのような話は、無駄に時間を食うことがほとんどです。
また、オンライン会議では、聴いている側の集中力が持ちにくい、という特徴もあり、話が脱線すると、7割のメンバーは聞いていません。
会議時間を1時間に設定するのをやめ、30分、または45分といった形で集中して実施しましょう。
■会議の前後にやるべきこと
最後に、会議前の準備と、会議後の議事録などの共有について触れたいと思います。
オンライン会議システムでは、画面共有や、チャットツールでやり取りができるため、会議中は全員がつながっている感覚を持ちやすいです。
しかし、会議の前や後は、共有資料は誰かのローカルなPCドライブに保存されていたりして、手の届かないところにいっていまいます。
オンライン会議を実施する場合の会議資料や議事録は、Googleスプレッドシートなどのグループツールをはじめから利用しておくことを強くおすすめします。
これにより、会議の終わった後、あの資料をメールでください、といった2度手間を防げますし、議事録は会議終了と同時に共有されます。
また、会議前にあわてて資料の差し替えをすると、最新バージョンがどれか分からなくなったりと混乱をきたしますが、グループツールを使っていれば、原本ファイルは常に1つしかなく、他の人の発言中にこっそり修正しておくことも可能です。
一般社団法人日本パートナーCFO協会 編集部
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