2022年8月、パートナーCFO養成塾Day3開催しました
パートナーCFO養成塾第五期Day3を東京リアルクラス2022/8/27、オンラインクラス2022/8/25に開催しました!
※パートナーCFO養成塾の紹介ページはこちら。
養成塾Day3の概要
【P-CFO養成塾第五期 Day3】
日時:東京リアルクラス 2022/8/27 1330-1700
オンラインクラス 2022/8/25 1830-2200
内容:Day3「パートナーCFO足りえるスキルを知る」
講師:高森厚太郎氏(日本パートナーCFO協会 代表理事)
Day3の講義内容
Day3は「パートナーCFO足りえるスキルを知る」。
パートナーCFOと認められるには、パートナーCFOの業務知識のみならず、足りえるスキルが必要です。Day3では、パートナーCFO足りえるスキルとして、クライアントである経営者とのディスカッションのスキル、特にコーチングとファシリテーションを学びます。
事前動画で経営者とのディスカッションで必要なスキルの全体像や活用場面のイメージをインプットし、当日の講義ではワークショップを通してコーチングスキルなどを実際に体験し身につけていきます。
■Day3事前動画「9 経営者とのディスカッションスキル」
経営者とのディスカッション場面で良く聞く「コンサルティング、コーチング、ディスカッションパートナー」という言葉、これらはどう違うのでしょうか?
これら三者は別物でありつつ、実際の現場では混然一体として使うことが多いもの。そうした実態を踏まえて「何を目的とするか」「どの立場で向き合うか」を意識して使い分けられるよう、動画では違いが解説されてます。さらに、経営者へのコンサルティングに必要なスキルとマインドとして、「専門性」や「コミュニケーション力」を前提とした具体的な在り方や行動等も示されています。
さらに、動画にはP-CFOコンサルティングの流れやホワイドボードの使い方、コーチングのデモが収録されていて、経営者とのディスカッションイメージが膨らむよう構成されています。
■Day3当日の講義
講義当日は、Day2の講義内容の振り返りと事前動画の内容の確認からスタート。
これまで理解したことをアウトプットしながら整理していきます。
事前動画の振り返りでは、インプットした内容の確認だけではなく、疑問点を明らかにすることで、各受講生がアンテナを立てた状態で講義が進みます。
今回は受講生から「コーチングではゴール設定やプロセスの引き出し方が難しそう。コツがあれば知りたい」「ファシリテーションを身につけたい。特に論点整理がうまくできるようになるにはどうすればいいか知りたい」という声がありました。
メインの講義では、前半は経営者コーチング(T-GROWモデル)、後半は幹部ミーティングのファシリテーションを中心に進みます。
講義前半は事前動画の内容「コンサルティング、コーチング、ディスカッションパートナー」の三者の違いをおさらいしつつ、2つのワークショップを行いました。まずは「コーチングスキル」のワークで、コーチングスキルの有効性を体感していただきます。続いて2つ目の「T-GROWモデル」を使ったコーチング体験ワークを行い、実際にコーチングをする側・される側を経験します。コーチングを実際に体験することで、自分自身の傾向や得意不得意を知るきっかけにもなります。
講義後半は営業会議のケースをもとにディスカッションを行いながら、ファシリテーションのプロセスやポイントを確認していきました。
さらに今回は復習としてコーチングのワークを設定。学んだスキルの腕を磨くべく、早速使う場面を持っていただきます。
受講生の声
受講生の振り返りでは、
「パートナーCFOとしては、コーチング、コンサルティング、ディスカッションパートナーの3つのモードを、状況に応じて柔軟に使い分けてクライアントに接していくことが大切であることが分かった」
「コーチングについて、土台(コーチングピラミッド)を備えてはじめて、相手の可能性を引き出すコーチングを行うことができるということ。また、実行段階では、解像度、温度を上げるという2つのポイントがあることが印象に残った」
「会議のファシリテーションでは特に論点整理を的確に行えるかは重要。普段からクリティカルシンキング、図解での練習など、意識して行っていきたい」
といった感想や決意が寄せられました。
また、すでに職場で会議の進行役を担っているメンバーからは「早速次回の会議で話しやすい場づくりを実践してみます」「今の営業会議は、ゴール設定や時間厳守の点では出来ていることが分かった。さらに良くするために、いかに多くの人の意見を引き出すか、に取り組みたい」など、具体的な実践に向けた意気込みも伺えました。
次回Day4は本編その3「パートナーCFOの知識・スキルを知る ②PLCF改善④資金調達」となります。
2本立ててボリューミーですが、P-CFOとしては肝となる内容です。どうぞお楽しみに!