コーヒーが飲みたくなる映画☕️

ブログを見ていただきありがとうございます🙇‍♂️『うるしの沼』出演者の山田航大です。出演者の中では最年少で、大学あがりの演劇素人です。稽古場で毎日楽しく勉強させていただいています。

さて、2週目のブログのテーマは「喫茶店での思ひ出」とのこと。


実は「ふ純喫茶」に出会うまで喫茶店には行ったことはありませんでした。

『ふ純喫茶』というこの企画名を見た時、どんな喫茶店なのだろうと想像しました。

どうやらスタバやドトールといったチェーンのカフェではなさそう。調べてみるとタバコやコーヒーの匂いが充満する薄暗い空間、純喫茶なるものがあると知りました。

役作りになるかもと思い、食べログには載ってなさそうな純喫茶に足を運ぶようになったこの数ヶ月...

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(京都は四条河原町にある喫茶「築地」)

喫茶店って探すのも一苦労なんです!検索してもなかなかいい雰囲気のお店が見つからず、、まるで電波の届かない場所に隠れてるような。📡 もちろん店内にはwi-fiどころかアルファベットすらない。


そんなわけで、今度は喫茶店が出てくる映画を探して見るようになりました。

これがまた探すの難しい!

喫茶店が舞台の映画って何か思いつきます???


意外と思いつかなくないですか?


なので、今日は僕がこの数ヶ月で発見したおいしいコーヒーが飲みたくなるような、喫茶風のオススメ映画を ご 紹 介💓

(書き手: 山田航大。23歳。今年大学を卒業して役者を目指している。)


まずは邦画から

「かもめ食堂」


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主演は小林聡美さん、その他片桐はいりさん、もたいまさこさんが出演しています。かもめ食堂は小説の原作がありまして、その実写化になります。

フィンランドのヘルシンキに日本の家庭料理を振る舞う「かもめ食堂」をオープンするお話。現地人と交流していく中で、日常に微細な変化が起こっていきます。全編フィンランドでロケしたらしい。

日本食レストランではなく、食堂。ラーメンではなく、焼き鮭定食。あえて外国人ウケを狙わないあたり、こだわりを感じます。作品の中では、このこだわりが現地人との関係を結んでいきます。

そんなことを言いたいんじゃない!

この映画の中で印象的なセリフがあります。

コーヒーは自分で淹れるより誰かに淹れてもらったほうが美味しい

なるほど、わからん。

僕には早すぎたのかもしれません。でもなんとなくわかるような、、1杯のコーヒーが人間関係をつなぐんだ的な? 誰か教えてくれー

コーヒー飲みたい度★★☆


次に紹介するのは

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

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監督はウォン・カーワイ。主演はグラミー賞8冠ジャズピアニストのノラ・ジョーンズ、そしてジュード・ロウ。

恋人の心変わりで失恋したエリザベス(ノラ)。慰めてくれたのはカフェのオーナー、ジェレミー(ジュードロウ)が焼くブルーベリーパイだった。しかし、それでも別れた彼を忘れられないエリザベスは、旅に出る。

恋愛映画と思いきや2人の距離は近づくどころか何百マイル、何千マイルとどんどん離れていく。色んな場所で働いてたくさんの人と出会い、失恋から立ち直っていく、。

ウォンカーワイの映画は全体的に淡い色。それがいい味を出していて好き。(最初はパソコンの画面が黄ばんでるのかと思った)夜の香港の画とかとても綺麗。そしてストーリーも苦くて、夜にマッチしている。

若いジュードロウの枯れかけた声がセクシー。最近のジュードロウはめっちゃ禿げてて残念。

この映画好きすぎてDVD買いました。

ブルーペリーパイ食べたい度★★★★☆


最後に紹介するのは

「コーヒーアンドシガレッツ」

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監督はジム・ジャームッシュです。11の短編からなるシチュエーションコメディで、その全てに喫茶店、タバコ、コーヒーが出てきます。(ネトフリで見れます)

白黒映画ですが、そのおかげでチェック柄のテーブルクロスやタバコの白、コーヒーの黒がいっそう強調されていて味があります。

喫茶店で知り合いと待ち合わせをして、「久しぶり〜」と挨拶してその後なんか話すことなくなって、気まずくなったことありませんか??

この映画の面白いのはそこなんですよ!

そういうときはタバコ吸うか、コーヒー飲むかして手持ち無沙汰な自分をごまかすでしょ!!

変に嘘をついて、それが相手に察されて気まずくなった仕事仲間たち。

ジョークを言って客を楽しませようとした店員が客にコーヒーをこぼしてしまったり。

そんな「気まずい」のお手本が11本も詰まった映画になります。ジャームッシュ監督って悪い人ですな🥴

コーヒー飲みたい度★★★★★(かなり飲みたくなります。てか飲みながら見ました。喫煙者はタバコも吸いたくなるはず)


なんだか長くなりましたが、ふ純喫茶『うるしの沼』はこれら3つの映画にかなり共通する部分があるように思います。「かもめ食堂」からは1杯のコーヒーが結ぶ人間関係、「マイブルーベリーナイツ」からは人生は旅というメッセージ、「コーヒアンドシガレッツ」からは喫茶でのリアルな会話。

これらの作品が好きだったらぜひご来場ください🥺

映画では喫茶店が舞台とはいえ画面越しに見るわけですが、せっかくなら店内で、没入度100%でドラマを見てみたくないですか?!

そんな喫茶店が7/29(金)-7/31(日)の間限定で、大阪のシアターカフェNyanにオープンします☕️

↓↓↓予約フォームのurlを貼っておりますので、よろしければご検討ください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!



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