はじめに

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このnoteはアーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR(パラダイスエア)」がコレクティブなメンバーで運営されていることから生まれた、テキスト・アーカイブです。

noteの内容

PARADISE AIRでは、トークイベント直後にその内容をメモでチーム内に共有しています。様々なアートの分野で活動するフリーランスなスタッフ達が〈必要なときに〉〈必要なだけ〉集まり運営しているAIR(アーティスト・イン・レジデンス)なので、惜しくもその時間・空間にいられなかったメンバーがいた場合には、直接伝えるだけでなくこのようなメモを活用しています。

このnoteは、はじめてAIRに触れる人にはすこし難しいかもしれません。
AIRのことを知っていても、イベントが行われた文脈がわからないと読みきれないかもしれません。荒削りな内容ですが、AIRに関わる(関わりたい)誰かのお役に立てばと思い、公開しています。
それぞれの記事のタイトルには、担当者がテキスト内で印象に残った一言が引用されています。気になるものがあったら、ぜひ読んでみてください。

マガジンの内容

# Memo
PARADISE AIRにて公開で行われたトークイベントの速記メモ。その場にいられなかったスタッフへの情報共有や思い出し用に使われています。

# Artist Note
滞在アーティストによるテキスト。原文が英語の場合、そのまま掲載することがあります。

# Staff Note
日々運営に邁進するスタッフによる、長めのつぶやき。不定期・思いついたら更新。

# AIR Management
AIR(アーティスト・イン・レジデンス)を運営することについて。世界中のAIRの状況を学んで、活かしています。

# MATSUDO AWARD
「松戸ゆかり」のアーティストにフォーカスするプロジェクト。年に一度、松戸での作品制作を支援する公募を開催しています。
2020年は状況を鑑み、”アーティスト人生のうちのコロナ禍中3週間をPARADISE AIRで過ごして頂き、松戸での制作体験を創出する”ために松戸駅から60分圏内に居住するアーティストを対象とした「MATSUDO “QOL” AWARD」と形を変えて公募を行なっています(7月26日まで)。

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AIR(Artist In Residence)とは

​アーティスト・イン・レジデンスとは、アーティストに一定期間、滞在場所と制作場所を提供し、移動と制作活動を支援する取り組みのこと。
PARADISE AIRでは、パチンコホール楽園(運営:株式会社浜友商事)の協力により、かつてホテルだったビルを活用して運営しています。
短期滞在のアーティストだけでなくキュレーターやリサーチャーらを受け入れ支援する「SHORTSTAY Program」、公募によって選出されたアーティストの渡航・滞在・作品制作を3ヶ月間フルサポートする「LONGSTAY Program」、アーティストと地域をつなぎ多様な学びと交流を促す「LEARN Program」の3つのプログラムをAIRの一環として展開しています。

AIRについてわかりやすい記事
ネットTAM「アーティスト・イン・レジデンス入門 / 全4回(菅野 幸子)」


PARADISE AIRとは

江戸時代、水戸街道の宿場町として栄えた松戸駅前は、江戸と水戸をつなぐ拠点として多くの旅人が行き交いました。地元住民の邸宅には過去に訪れた文人画人が宿泊料代わりに残した作品が今も残ると言われます。
かつての松戸宿の歴史伝統をふまえた「一宿一芸」をコンセプトとするPARADISE AIRもまた、国内外のアーティスト達が行き交う文化・芸術のトランジットポイントとして活動しています。
松戸市民の皆さんと協働してアーティストの活動をのびやかにまちに展開することで、松戸の文化をより多層的にアップデートすることが私達のミッションです。

ウェブサイト




アーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」の持続的な運営のために、応援を宜しくおねがいします!頂いたサポートは事業運営費として活用させて頂きます。