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映画「13月の女の子」を観てきました。

※ネタバレしないように頑張りたい

観てきました。
同劇場で昨日まで舞台挨拶があったそう
どうせなら観に行きたかったなと少し後悔。

確か何かで予告を観て気になっていた作品ですが
興味を持った一番のきっかけはTEAM SHACHIの秋本帆華さんが出演しているからでした。
とはいえTEAM SHACHIに関しては好きな数曲を時々聴くくらい
ワンマンライブにも行った事は無いですし(めちゃくちゃ行きたいけど)、常に情報を追っている訳では無いのですが
以前、秋本帆華さんと咲良菜緒さんがレズカップルを演じるシチュエーションドラマを観て以来秋本さんのお芝居がどうにも好きになってしまい
その上、今作はイエローバスターの小宮有紗さんとの共演!

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しかも予告が何とも面白そうで、機会があれば是非と思っていました。

本職はすっかりアイドルオタクなぼくですが、映画はアイドルを好きになる以前からの趣味でして
別にそう詳しい訳でも沢山作品を観るマニアな訳でもないですが
好きなジャンルや好きな「作り」みたいなモノは自分の中で割とハッキリと出来上がっていて
それは映画を観賞する際、自分の中で大きなポイントになっています。

で、以下感想なんですけど

◆泣いちゃった...。

倒置法です(そうなのか?)
先ずお伝えしたかったのがコレです
そう、おじさん泣いちゃった...
普通に感動して泣いちゃった事は先ず最初にお伝えしておきますね。

........

なんですけど
あくまでぼくの好みでいえば満足度は

微妙...!

(感動して泣いてるクセにウルセーな)

何故かというと
それがぼくの映画を観る時のポイントというヤツなんですが

◆言葉

登場人物の台詞がどうにも説明っぽくてそれがずっと気になっちゃった...。

最初からチクチク気になっていたんだけど、結局最後まで慣れなかった...
これは好みの問題かも知れないので作品の良し悪しを決めるモノじゃあないと思うんだけど

それ台詞で言わないで登場人物の表情とか声色で伝えてくれた方が心地良いなぁ

とか思うシーンが多かった

それから言葉遣い、なんていうかこの世界のJKは妙に語彙が豊富というか、ティーンエイジャーの言葉遣いとは到底思えない
そりゃ何言ってるかわからないアホしか出てこなかったら話進まないし嫌だけども
観ていて確かに状況が分かり易いからスムーズではあるんだけども
1番の目当ての筈の秋本帆華さんの演技ですら(アレ?微妙...)と思ってしまったくらい登場人物とセリフが合ってない、女子高生に見えない...
パラレルワールドが登場するSF作品ではあるし、そういう世界なんですー!って言われればそれまでなんだけど...


そんなんもありつつ、なんか全体的に画の撮り方とか構成構図とかがめちゃくちゃ舞台っぺぇ〜と思ってたらこの「13月の女の子」は舞台の映画化との事で
なるほど、と思った。

確かに途中からゲキシネ観てるみたいな気分でしたね

お話の内容には詳しくは触れないですが
パラレルワールド、ここまでブッ飛んで無くても良いかなぁと思っちゃった
多分舞台と同じ様な展開なんだと思うのですが、舞台の様な生の勢いではなくリアルなディテールとかが出てしまう映画になった時に、ちょっと世界観が演出過剰に感じてしまったのかなという印象
予告編で見た時のパラレルワールドのイメージと違っていたんだと思います

とはいえ好きなテイストだったので楽しかったですし気になる事や明かされていない事とか結構あったので、細かい考察なんかあったら見てみたい気がしますね。

◆役者さん達

浮間莉音を演じていらっしゃる萩原みのりさん

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ぼくはこの役者さんほぼ初めて見たのですが、凄え良かった...
なんか悲壮感があるというか、傷心の少女はハマり役
ものっそい美人(名古屋スターダストの方なのね!)なんだけど、どこか仄暗い様な人の心を揺らす様な表情とか空気を作るんですよね
声もよかったのかも知れない、か細くて怯える様な今にも壊れてしまいそうな声をしていて...
そういう演技だったんでしょうけども、だから凄えなって。

そして秋本帆華さん

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いやぁ、泣いちゃったのは秋本さんの演技でした
正確には秋本さん演じる巫女と先述の萩原さん演じる莉音との掛け合いのシーン
やられた...
そこまでそれなりには楽しく観ていたものの、上の方でお話しした様にセリフ回しやら諸々がずーっと気になっちゃってて今一つノッていなかったのですが
クライマックスでこの二人に持っていかれました...

おじさんだからもう涙腺がバカになってるのはあるんですけど、気付いたらジーン...と来ていて
あぁ、ここまでちょっと今一だったけどこのシーンで元は取れた...
となりました。

(そういえば意外と小宮さんの影が薄いな...)

で、最後に思ったのが
「良かったなぁ〜(^ν^)」
です。(一番素敵だね!)

まあ、なんのかんの言うとりますけども

楽しませて頂きました「13月の女の子」

上映期間はあまり長くはない様ですので、ご興味のある方は是非ともお早めに劇場まで足を運んでくださいませ!

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