SiYuan Notes に対して感じていること
おはようございます。
以前のnoteで、SIYuan Notes をご紹介しました。
自分自身も使っていこうかなと思っていて、詳しくまとめたつもりなのですが、ちょっとアップデートがありまして。。
「ノートアプリに対する不満は、完全には解消されないものである」という前提でありつつ、使っていての不満を書いて残しておきます。
不満点
箇条書き (・) で書かないときは、サブブロックが連動しない
アウトラインの意味合いが無い
マークダウンヘッダーを使うとサブブロック化するが、動作が統一されておらず、バグがある
サブブロックの見た目の問題
ヘッダー範囲の内外の区別がされていないため、サブブロック化したのかが分からない
ハッシュタグの使い勝手が良くない
標準では、見た目がリンクとほぼ同じ
テーマを適用すると、タグの見た目になる
コンテンツ内のタグをクリックすると、検索結果として表示される
時系列でソートができるが「時系列ログ」として考慮されていない
Obsidian と同じ? Logseq が強い部分
ノートに時系列で日付情報などをもたせる方法がない
スラッシュコマンドに日付入力が存在しない
アプリ改良やプラグインで実現可能かも
作成されていない日付のデイリーノートへのリンクは出来ない
デイリーログをつけるのには、向いていない
仮に[[2024-04-01]] で作成するとその日の階層下に置かれてしまう
デイリーノートのタイトルのフォーマットはユーザーで指定できるが、デフォルトでは階層構造になっている。
ドキュメントツリーの階層から選択して1ノートずつ開く必要がある
Logseq の日誌機能のように、デイリーノート1週間分などをスクロールして閲覧する機能がない
階層機能に関して
ノートアプリは、ユーザーの設定次第で、使い勝手が異なります。これは、同じように階層機能がベースの Obsidian でも同様だと思います。
自動的にサブノートとして扱う設定にした場合
[[ でリンクを作り、新しいノートを作成すると、サブノートとして階層下に作成される。
デイリーノートで書いているときは、その日付の階層化に置かれる
2024 -> 12 -> 2024-12-07 の階層下に、ノートが作成される
ノートを階層に当てはめないで使うことが可能
ただし、デイリーノートのツリーが肥大化する
その日のデイリーノートから派生したのだから悪くはないと思う。
作成されてノートを書いたあとに、ほかの階層に移せばいいし、移さなくてもいい。
ノートタグ機能があり、ノート間のネットワークが機能する。階層に当てはめずにノートを扱うことが可能。
この機能性は、地味に効くんじゃないかなと思っています。
ノートアプリのノートの整理方法は、それぞれあって。
フォルダツリーによる階層整理
Obsidian は フォルダ、SiYuan は 親ノート。微妙に異なります。
オブジェクト整理
Capacities (コレクションという分類機能もある) 、AnyType
さらには、そもそも整理をしないタイプのアプリも存在します
整理せずに、最上位ルートのみ
Logseq 、Roam Research など
フォルダツリーが必要ないため、スッキリしている
いくつかの特定のフォルダに限定した場合 (PARAメソッドの採用)
階層を無視して使う方法
ノートブック内で、全ノートを同じ階層に置く(実質、最上位ルートのみ) に設定すれば、ドキュメントツリーを使わないで済むのではないか。
階層構造での整理が前提になっているノートアプリか、
そうではなくLogseq のように階層を使わないアプリを選ぶべきか。
けっこう、悩ましいです。
0 → 100 ではなく、30 : 70 のような使い方ができるとありがたいです。