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モレイラの短期免許とD.レーンの来日について

モレイラの短期免許条件

色々条件はあるが満たせそうなのは一つのみ。
【過去二年と当該年にJRAG1を2勝】
これだけである。そして一年間に最大3か月しか交付できないため、モレイラに残されたチャンスは、2022年の香港リーディングの有効期限(今来日出来ているのはこれのおかげ)が切れるまでの、安田記念と宝塚記念の2回であり、今年の秋のG1に乗ることは不可能である。つまり来年以降も短期免許を取得しようと思っているのであれば、この2つのG1のどちらかを勝たなければならない。

と、思っていたがとんでもない抜け道を発見した。

それは、、、海外馬に乗ってJRAのG1に乗って勝つ事である。これは全然あり得る話である。そうなった場合、おそらく香港馬で短距離・マイル戦が濃厚かな。

D.レーンの来日について

ムチの制裁ルールのため1年間来日できなかったレーンが、その期限が終わり今秋から来日可能になる。春はモレイラ、秋はレーンといったとこでしょうね。さらに、この1年間のおかげで、オーストラリアの23~24年シーズンのリーディングで3位以内に入れそうなので、モレイラのようにG1を勝たなければならない事はない。

つまり何が言いたいかというと

24年秋と25年春はレーンが来日可能なため、モレイラはもし安田と宝塚を勝てなかった場合は、そこまで急ぐ必要はなく、25年秋までに外国馬に乗ってJRAのG1を勝利すれば良い。(香港の騎手免許を返上してしまっているため、レーンのようにリーディングで上位に入る事はほぼ不可能)

ただ、もしそうなった場合あからさま過ぎるので、安田記念で勝つ方を個人的には推したい。

ソダシ、ソングライン、シュネルマイスターとノーザンのマイル戦線の主力がこぞって引退した今、そこそこ繋がりがある下河辺牧場のソウルラッシュが勝ってもなんら不思議ではない。マイルCSで僅差の2着と実績も十分。週末の雨も追い風。しかしそこに待ったをかけるのが香港馬の参戦である。

香港馬2頭について

どうやら、ロマンチックウォリアーの馬主は日本の有力馬主と親交があるらしく、安田記念参戦を決めたのもその影響らしい。詳しい事は表に出てはいないが、どうせ吉田家の誰かである。モレイラが短期免許取得のために勝ちそうなG1に、モレイラが所属していた香港競馬のトップクラスの馬が参戦。あまりにもモレイラの勝利があからさま過ぎたから、国内でも有名な海外馬を出走させてごまかそうとしているのかと邪推してしまう。もし負けても宝塚記念の前哨戦ですし、とか海外遠征ですしとか言い訳はいくらでもできる。
ただヴィクトリアマイルでモレイラを勝たせるつもりだった感じもするし、正直断言はできない。なんにせよ、ソウルラッシュと香港馬2頭を予想の中心に据えなければならない。

因みに、マクドナルド騎手が記者会見で、ソウルラッシュが相手だとぽろっと本音を漏らしてしまった。それを信じるのであれば、ソウルラッシュ1着、ロマンチックウォリアーが馬券内、@1という感じだろう。


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