競技大会運営とは
p4matchの軸となっている卓球を例に上げてみます。
大会開催に向けての準備
1.企画
・場所
・日時
・種目
・参加人数
・参加費
などなど結構決めなければいけないことありますね。
2.施設確保
企画した場所の確保は施設によっては1~6ヶ月、公共の活動と認められている協会などは1年以上前から施設の予約を行う必要があります。
卓球だけでなく様々な競技が施設利用を希望するので地域によって(少なくとも東京)は熾烈な闘いが繰り広げられています。
3.要綱作成
募集にあたって配布する要綱の作成。
企画に沿って参加者にわかりやすいように情報をまとめます。
4.告知
たくさん参加してもらうためには告知も大切です。
作った要綱を色んな場所に置かせてもらったりWebを使って沢山の人に伝えていきます。
大会によってはスポンサー募集も行います。
5.申込、参加費受付
申し込みには以下の手段が用意されます
・はがき(往復はがきの場合もある)
・FAX
・電話
・口頭
・メール
・Webフォーム
参加費支払いには以下の手段が用意されます
・銀行・郵便振込
・現金書留
・現金支払い
ほとんどの大会はまだネットでの申込みは対応していません。
窓口も複数あるためためこれらの管理はカオスです。
申し込む選手も今どきFAXなんて無い!参加費と同じくらいの現金書留の手数料馬鹿らしいなどなど手間もお金もかかっているのが現状です。
6.組み合わせ作成
申込締切後に参加者の力量を測りながら組み合わせを作っていきます。
3~10人くらいに人たちが出来る限りの意見を出し合って一生懸命作っています。
それでも参加者全員の力量の把握など土台無理な話で、バランスの崩れた組み合わせがよく見受けられます。
7.要綱・プログラム作成
上記の内容を印刷できる状態に編集
8.要綱・プログラムの印刷
これはそのまんまですね。
大会当日
1.会場設営
本部、受付、卓球台の設置etc
2.参加者、参加費受付
参加者が会場に来ていることの確認、参加費受け取り管理
3.棄権者対応(プログラム修正etc)
受付されなかった選手の確認、プログラムの棄権選手対応。
単に対戦相手を不戦勝にすることもあれば、人数の偏りのある場所から棄権者の場所へ移動するなどの対応、告知を行う。
4.選手審判を割当コートにコール
5.試合結果報告を受け次の試合を決める
6.全試合終了するまで4と5を繰り返し
7.試合結果集計
三つ巴などになると揉めるので運営者が最終確認をする場合が多い
8.表彰
入賞した人を表彰
お疲れさまでした!
大会終了後
・会計
収支の確認など
協会などの活動には報告書なども必用なのでそれらの書類作成が必要になる
※積極的に活動している所は更に
・結果をPDF化などしてWebへアップ
・大会模様の写真や動画をWebアップ
これらは当然一人や二人で出来るものでは有りません。
数百人規模の大会運営となると驚くほど人と時間をかけて運営されています。
組み合わせや進行など選手が思うところは多々あるとは思いますが、運営者が手を抜いているわけではないということだけはご理解いただけるかと思います。
ここまで全部読んでくださってありがとうございます!
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