これからの競技大会
これからを話す前に今まではどうだったか確認してみましょう
自分の住んでいるところの区市町村の卓球協会が年の前期後期で団体戦、個人戦それぞれ開催してくれるというのが一般の競技者の環境。
地方によってはこれだけ。そこに協会外団体の大会がいくつかあれば良い方。
それらの大会はこちら 競技大会運営とは で書いたのですがとても多くの人が時間をかけて行っているので年に4回開催するだけでも結構いっぱいいっぱい。定員もある程度限られています。そこに参加できる人たちはその大会である程度勝ちを見込める実力のある経験者。社会人になってから競技を始めた人にはとてつもないハードルどころか壁。
結果初心者が継続するモチベーションがなく離脱。
これは社会人に限らない。
日本は良いか悪いかは別として中学校で多くの学生がほぼ強制的に部活動に参加させられてしまいます。強制的であるがために特に好きじゃなくても嫌いじゃなければいいやと入る部を選びます。日常無条件で時間を消費するのに好きで入ったわけではないので楽しくなる人は少ないです。そのため高校大学とステージが変わるたびに競技人口は3分の1から10分の1に減っていきます。
ここで注目するところは辞める人ではなく続ける人です。全員ではないにしても強制的に始めたはずの競技を楽しいと思ったり好きになって続ける人の存在です。
何がきっかけで楽しく思ったり好きになったりしたのでしょう?
推測ではあるのですが確信持っていることがあります。それはその数字(3~10分の1)は大会に出てそこそこの成績(ベスト32位、2,3回戦勝つ)を出せる選手の数。
確かに勝つという体験は人間誰しも気持ちのいいものです。
それはその競技に関わらず。
その気持ちよさを体験すれば強制的に始めた競技も楽しく感じるし、好きと言えるものに変わっていくのではないでしょうか。
・勝つ体験の大切さ
どうやって勝つ体験を提供できるか、提供できる環境を作るか
前置きがずいぶん長くなってしまいましたがここまで読んで頂くとタイトルの回収は読める人も多いのではないでしょうか。
あらためてこれからの競技大会は
競技と言いつつ技を競い合い上位者を選別するものではなく、同位者でグルーピングさせて参加者誰もが勝つ体験をする機会が得られる場を提供することがすごく重要なことになると思います。
ここまで全部読んでくださってありがとうございます!
ここから下は御礼のコメントがあるだけです。
”がんばれっ!”
って思ってくださったら嬉しいです(^^)
ここから先は
¥ 1,000
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?