2023年総括
23年のオタクを振り返ろうという文です。
出会って良かったものを並べて雑に語っていこうと思います。
BanG Dream! It's MyGO!!!!!
アニメ。通称MyGo。ブシロード産美少女メディアミックス、バンドリの新規シリーズ。
今年一番かもしれないです。
本作は、前作のキラキラしたイメージにカウンターを打って、空気はひたすらジメジメ。物語はバンド内の喧嘩から始まってとにかくギスギス。肥大化した矢印は激しくぶつかり転がってそしてどん底へ。それでも、絶望の中から差す一筋の光。そう、それこそ、私が観たかった物語ッ!!
毎週どうやって終わるんだっていうくらい曇らせておいて、しっかりカタルシスしたのは見事だと言わざるをえないです。そしてその先で完成した関係性がまた唯一無二の宝なのです。なので二次創作もアツいんですよねえ〜。こんな関係、今まで見たことない。ありがとう、ゆにこ先生。
続編もあるんですよねえ〜仕掛けもいくつかありそうで今から楽しみです。
長瀬有花
アーティスト。
Aiobahn - 宙でおやすみ (feat. 長瀬有花)
こちらは長瀬さんを知るきっかけになった楽曲。GeneZイベのゲストでAiobahnがかけてた時めちゃ良かったなあ〜。
そしたら最高のアルバムが1年で2枚もリリースされました。
それから、Youtubeにいくつかミニライブがあるんですが、世界観が最高なんですよね。
liella!
去年布教されてからちょっとずつライブに足を運び、気づけばすっかりオタクに。だいぶ分かってきました。
シリーズのプレッシャーが煌めきを生み、観客が求め、煌めき、求めて、循環していく。共犯関係という免罪符が会場全体を狂わせていく…。
この1年、不安定を経てまた安定状態になり、新たに二人が加入して遂に完成したliella!。シリーズとしても未知の展開で、これからどんな姿を見せてくれるのか。特にユニット、楽しみです。
劇場版レヴュースタァライトから2年
あれから2年。舞台にエルドラド、今年は劇場版を補完するようなコンテンツが充実していたように思います。
#4は、舞台とアニメは別時空というのは分かった上で、ちょっとずつ影響されあっていた時空が最終的にマージされたように感じました。劇場版が「あの娘」に蹴りをつける物語だとすれば、#4は自分自身と向き合う物語でしょうか。そういう意味で、自分の中で#4は劇場版の補完のような位置付けでした。
それに対して、遙かなるエルドラドは劇場版製作時にプロットが存在していただけあって、より直接的な補完だったと思います。特に、劇場版のひかりちゃんの「怖い」に含まれる感情の解像度がめちゃくちゃ高くなりました。
そういえば、絵コンテ集も思わずにっこりの情報量でした。色々あるけど、個人的に一番驚いたのは「『レヴュー』スタァライト」でした。没ネタ集も最高だった。いやあ〜、やっぱりラブコブラ楽しみすぎる。
来年もゲームの発売が控えていますが、それが終わればいよいよ本当に「おやつの時間」が終わるような気がします。
楠木ともり
声優、シンガーソングライター。なんと作詞作曲をしています。
楠木ともりゲスト回のアニソン派がめちゃくちゃ面白かったです。どのように書いているのか、リファレンス元は何か、を田淵智也と愉快な作家が掘り下げてくれた素晴らしい回でした。
やぎぬまさんが出てきて、バンめしの話をしていたのも面白かったです。というか、バンめしに楠木ともりがいるの知らなかった。
番組内でやしきんが言っていた「楠木さんのモラトリアムな部分を永遠に曲にしていてほしい」という願望、本当に同意しかないです。それが一番現れている曲が、ロマンロンだと思います。
おわりに
今年はとにかくライブやイベントに行きまくった年でした。来年もゆるーく、更新していきたいと思います。