わたしのギラヴァンツ戦評|富山 vs 北九州 : 第3節(2022/03/27)
はじめに
この記事を書く目的
筆者がサッカーを”観る”目を養いたい
戦術的な見方での楽しみも知ってもらえると嬉しい
お願い
筆者はただの素人サッカーファンです。多分に個人的見解が含まれますので、ご了承ください。「こんな見方もあるんだな〜」ぐらいに受け取ってもらえると嬉しいです。
観戦記録
前半
1列目からの鋭い縦パス
なかなかチャンスが作れない時間帯が続く中でしたが、ビルドアップの中であえて2列目を通り越す鋭い縦パスが一気に通るシーンがいくつか見れました。
相手によってはかなり厳しいハイプレスを効かせてくることもあると思うので、DFから効果的な縦パスの精度が上がっていくと相手に「こういう攻撃もあるぞ!」と牽制できるのでいいですね。
2列目の守備、デュエル
守備で少し気になったのは2列目の強度です。この辺は一朝一夕で変えられるところではないのですが(そもそもの選手の体格とかもあるし)、球際や1対1での弱さは少しあるのかなぁと感じました。
実際のところはデータ見ないとわからないですが、ロングボールを放り込まれる展開になった時など、セカンドボールへの意識は強くしていくべきかなぁと思いました。
(針谷選手の守備意識の強さは随所で感じましたよ…簡単にはラストパスを出させないようなスライディングも見れた!)
後半
髙澤選手を中心とした攻撃の連携
FWへのボールやラストパスで噛み合わないことがあり、もったいないシーンもありました💦「この状況であいつならここにこう出してくる」といった考えが無意識レベルで選手間に生まれていくと攻撃がうまく噛み合っていきますね。
この辺の意思疎通はまだ3節目ですし、これから磨き上げていってほしいです!
急がなかった「試合作りの妙」
後半、1-1になってからの試合運びが上手だったと感じました。
追いつく側からするとどうしても「イケイケGOGO」で全体が前がかりになってしまうことも多いです。そしてカウンターを食らってしまうようなこともサッカーではよく見るような気がします。
ところが今日のギラヴァンツは違った。無理せずしっかり1列目から繋いでいくことを続けました。これが結果的に守備の安定にも繋がったのかなぁと思いました。
それと前川選手が降りてきて受ける形が多かったのですがさすがの安定感でした。しっかりボールを収められる前線の選手は重要ですね。
サイドレーンの使い方
藤谷選手すごくなかったですか?!
フィジカル面で優っていたわけではないのですが、右サイドからの守備と駆け上がっていく攻撃参加は効いていたのではないでしょうか?
SBだけでなく、ウイング的な働きで切り込んでいける選手が出てくると攻撃のバリエーションも増えそうですよね。
まだサイドについてどういう意識(特に攻撃面)なのかが個人的には見えていないので、これからも注目したいです。
セットプレーの怖さ
今日はセットプレーで2得点でしたが、極端にカオスが出来るセットプレーはやはり怖いですね。今節はCKが富山10、北九州2という結果だったので試合の展開を見てもよく守りきったなと思います。
戦術的な優位性が保てなかったり、守備の時間が続くような試合だと攻撃面でのセットプレーの重要性はさらに増していくので今季の武器になるといいですね。逆にいえば、相手がゴツい前線投入して放り込んでくるような時は不用意なファールなどには注意したいです💦
総括
勝ち点3!よし!形はどうであれ、勝ちは勝ちです。
1失点はありましたが、守備に関しても今節の勝利が選手たちの自信につながれば良いなぁと思います。
誕生日の吉丸選手に勝利をプレゼントできて良かった!
来節はホームでの今季初勝利をつかみましょう!
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