わたしのギラヴァンツ戦評|いわき vs 北九州 : 第13節(2022/06/19)
はじめに
この記事を書く目的
筆者がサッカーを”観る”目を養いたい
ゴール裏のサポーターを増やしたい
お願い
筆者はただの素人サッカーファンです。多分に個人的見解が含まれますので、ご了承ください。「こんな見方もあるんだな〜」ぐらいに受け取ってもらえると嬉しいです。
観戦記録
針谷不在の中、永野をスタメン起用してスタート。
入りは締まった展開で両チーム共にスピード感ある攻防が続きました。
ただボールの位置はギラヴァンツ自陣が多く、シュートはいわき8本に対し北九州0で前半を終えました。
後半にゲームは大きく動きました。
ラインのずれ?を相手のパスがすり抜けGKと1対1になり先制点を奪われます。その後相手のミドルシュートがDFにあたって軌道がずれ2失点目。
相手の高強度なプレスと走量に苦しみ続けましたが、ショートパスを繋ぎながらのカウンターで数的優位を作りクロスで1点を返します。そして試合終盤にも右からのクロスを起点に2点目を返し、アウェイの地でリーグ2位の相手に2-2で試合を終えました。
フィジカル偏重のJ3?
首位いわきのサッカーを見てて思い出したのが、先日のサポカンでの小林SDのこの言葉。
データや分析が進歩する中でパワーやスピードが差別化の要素として重要になりつつあるというのは、現代サッカーの潮流でもあります。ただ昨年のJ2での試合と比較して、カテゴリーの傾向としてこうした側面が大きいことを今節は実感させられました。
確かに、J2以下、技術力がそこまで高くない中で「勝てる」サッカーなのはスピードとパワーに重点を置いたサッカーなのかもしれません。
そしてそうしたカテゴリー特有のスタイルに適応していく、対策していくのも必要なのは言うまでもありません。
しかし、ギラヴァンツの中長期的ビジョン「育成型クラブへの転換」を考慮した時に今のサッカーは間違ってないなぁと思いました。
今後ギラヴァンツを巣立って羽ばたいていく選手が、育っていく環境としてチームがどのようなサッカーを志向するのかというのは大きな影響を与えると考えます。そうした選手が上位カテゴリーで活躍するために、フィジカル偏重ではその後に苦しむことになるのではないかと思うのです。
こうした点で、技術力もインテリジェンスも大切とされる北九州のサッカーを貫いて欲しいのです。ボールを大事にしながらビルドアップし、ライン間で受けながら裏抜けを狙いながら攻撃。失ったらハイプレスでショートカウンターを狙っていく。
その中で小林SDが仰るように、ボールを運ぶ精度やダイナミックな展開も織り交ぜながらできるようになると結果に繋がってくるのかもしれませんね。
最後に
ボールを持たずして攻撃するいわきに終始圧倒される中で、数少ない攻撃チャンスを確実に仕留めたのは今までの試合からして大きく変わったところだなぁと感じました。ただスタイル的には、より多くの攻撃チャンスを作っていきたいですね。
アウェイで大きな勝ち点差のある相手チームに対して得た今日の結果が「自分達のサッカー」への自信につながると良いなぁと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?