これが本当の反応力
まずは三流、二流について
次に一流について
3流
思ってることをすぐ口に出す人
よく、「会話の反応は早ければ早いほどいい」と言われますが、これを鵜呑みにしてしまうのが三流です
何にでも即答し、反応はいいですが、話をきちんと聞いていないので、言葉の表面だけを捉えて話します
よって、「話が通じない」と相手に感じさせてしまいます
二流
「でも」「要は」で話をまとめたがるのが二流
やはり相手を気持ちよくさせ、場を盛り上げるには、話をきちんと聞くに限ります
ただし、相手の話をしっかりきいていても、話の腰を折ってしまうのが二流です
「でも」「要は」を連発し、話をまとめて結論を出そうとしてしまいます
なので、話を、まとめてしまったら、話はそこで終わってしまいます
また、相手としても、「もっと話したかったのに……」と消化不良になってしまうでしょう
相手に思う存分話してもらい、会話を楽しく継続させて好印象を勝ち取るために「でも」「要は」という要約ワードは、話の腰を折ってしまうNGワードなのです
一流
会話だけに集中しない
実は一流ほど、ビジネスやモテのチャンスを、増やすために、一度に複数人と会うことを好みます
なので、より広範囲の気づかいのアンテナを張り巡らせる必要があるため、会話だけに集中して相手の話を最初から最後まで聞くことはありません
その時に大事になってくるのは一つだけ!
「できるだけ全員に話しかける」
です
自分のトークでアピールするのが一般的です
しかし、5人同時など複数人を相手にする場合、5人全員の話をじっくり聞くのは、とうてい不可能です
1人の話をしている間に別のお客様が退屈していない観察したり、ちゃんと楽しんでいるか目配りしたり
新たに来た人の確認したりなどなど
とても会話だけに集中できる状態ではないのです
今回抑えて欲しいポイント
「話を全部聞かずとも相手を
満足させる
語尾返し」
何となくしか話を聞いてなくても「お寿司」と言うフレーズが耳に飛び込んだら、すかさず「お寿司いいね!」と身振り手振りなどを交えて全力で反応します
ビジネスでも合コンでも、グループで「1度も話せなかった…」という人を作らないのが一流です
経営者との会食では、秘書の方も同席するとこが多いのですが、秘書にもきっちり話を振る人は、やはり好印象を抱かれます
だからこそ、自分が話していない人、1度も発言していない人の存在にアンテナを張り、話を振るだけで、相手からも「いい人!」「話上手!」と好印象を抱かれます
しかも、自分のグループ内からも「気づかいができる人だな」と好印象アップすることができます
その事が回り回って、人を紹介して貰えるように頼んでもすぐ引き受けてもらうことができます!
「○○さんに信用出来る人」って聞いたからと紹介をうけたりと、「縁」という形で自分に帰ってきます
これは、自分から「俺って気が聞くんだよ」と言わずとも周りが勝手に広めてくれるので、効果は何倍も大きなものになります
目の前の1人と話すことも大事ですが、まずは「グループ全員と会話をする」ということを意識して、会話をしていくところから始めましょう