2024年:オーガナイザー・ジャッジ活動報告
2024年はイベントオーガナイザー・公認ジャッジとしての活動2年目の年になりました。1年間の活動をまとめておこうと思います。
昨年の記録もまとめたので、今年も。
地方でのオーガナイザー活動を振り返る
昨年からの個人的な変化として、勤務地が東京から地元静岡に移りました。昨年は勉強になる会や参加できるイベントがあれば、関東まで行って経験をつむというスタイルでした。今年は地元での活動がどれだけできるか、まだまだ足りない経験値をどう獲得するかを考えた1年でした。
私の住む地域に限って言えば、プレイヤーは増えているけどイベントの担い手が少ないという事情がありました。この1年で状況が良くなった事もたくさんありましたが、都市圏と比べれば差は大きいと感じています。都市圏の場合、自身が積極性を持てばオーガナイザー同士の横の繋がりも作りやすく、イベント企画時にその繋がりを活かせる土壌があり、羨ましく思うこともあります。
イベント開催側がムチャをして参加者に迷惑をかけてはいけませんので、手の届く範囲で、小回りのきく形で開催する必要がありました。小さいイベントを小さいまま続ける事も大切ですが、プレイヤーの増加はそれ以上のものがありました。イベントの事前予約がすぐに埋まってしまい、「もういっぱいですか?」の声をたくさんいただきました。それに応えるために、運営側のパワーを上げる必要を感じた1年でした。(都市圏のオーガナイザーが私たちのイベントを手伝いに来てくださった事もあり、とても感謝しています)
イベントを昨年から手伝ってくれているスタッフ(やる気十分!)からオーガナイザー資格を取得したメンバーも出ました。取得を目指しているメンバーもいます。もちろん資格がなくてもイベント運営はできます。みんなで少しずつ力をつけていけたと感じています。
「となりの芝生は青い」と言ってないで、できることをやっていくんだよ。
ジャッジとしての活動を振り返る
今年大きかった変化は、静岡東部でのシティリーグ開催が始まり、開催数がどんどん増えたことです。シーズンあたり1開催だったものが6開催になりました。
シティリーグは複数人のジャッジで活動をしますので、地元の一員として安定的な運営に資する必要がありました。基礎的な対応の徹底と、応用力のさらなる獲得が必要です。ジャッジ同士の情報交換、勉強会の場に積極的に参加しました。チャンピオンズリーグへの参加をひとつでも増やすことが、地元のシティリーグにつながると考え活動しました。
このまま書き続けても抽象的な話が続くばかりなので、体力の話を。
ジャッジは立ちっぱなしか歩きっぱなしが基本です。40歳超のデスクワーク族はあちこちに爆弾を抱えることになります。私は山歩きの心得があったので、ジャッジにも活かせないかと考えました。なるべく体に負担のないようにしないと。
装備を検討するときに、まず足型に合うトレッキングシューズ、トレッキングパンツ、ベースウェア選びから始めました。そのほか小物を入れるカバンを持ちたいのですが、これはなるべく薄く、体に密着するものを選びます。私は腰回りにつけるより、肩掛けにするほうが負担が少なかったです。
メモ類を持ち歩くバインダーはなるべく軽量のものを、タイマーはいくつか買い替えて使用感の良いものを選びました。動作不良を起こしてはいけませんので、腕時計のタイマーを同時に走らせて保険としています。
来年はもう少し構築を見直したいと考えています。いろいろな機能性や組み合わせを考えて、試したりすること自体が好きなのです。
公認自主イベントの開催
みしまトレーニングコート
ティーチングコーナーと初心者歓迎の対戦交流会を併設したイベントです。
毎月開催を目安にして、ほぼ完走できました。毎回一緒に運営してくれるスタッフに感謝です。コアメンバー以外にも、自主的に「手伝いたい」といって遊びに来てくれる方(なかには学生も)が出てきたのは、うれしい驚きでした。1月時点では20人規模で開催しましたが、年間を通じて参加者に恵まれ、継続的に遊びに来てくれる方も増え、現在は48人規模のイベントになりました。
誤解を恐れずに言えば、ティーチング+対戦交流会というのはとてもコスパが悪いイベント形式です。参加者数に対して必要なスタッフ数が多いという意味です。それでも、イベントをきっかけにポケカを遊び始めてくれる方、思わぬ角度から相談を投げてくる方、たのしいデッキで交流会に参加してくれる方などがいて、いつも新鮮な刺激をもらっています。スタッフ側で関わる事に興味を持つ方が増えてくれたら嬉しいなと思っています。
みしまチャレンジコート
小中学生向けの大会イベントです。ジムバトルやトレーナーズリーグと同じような大会に参加してみませんか?という目的で開催したものです。トレーニングコートで遊び始めたプレイヤーの中からこちらに参加してくれるようになった方もいました。32人や48人規模で開催しましたが、事前予約で満席になり参加いただけなかった方が出たのは申し訳なく思っています。
ワン杯
年始に、ホドホドさん・マッキーさんと話す機会があり「そろそろ自主大会ひらいてみたら?」と言ってもらったのがきっかけで開催したイベントです。「初めての大会だし……」と小さめの規模を思い描いていた私に対し、ホドホドさんが「100人来てくれますって」とあっさり言い放ち、ひっくり返りそうになりました。おふたりやほかの友人に助けてもらいながら初回の開催を終えることができました。エンジンをかけてくれたおふたり、手伝ってくれたみなさんにはとても感謝しています。
参加者のみなさんから「またやってほしい」との声を多くいただいたので、地元の有志に手伝ってもらいながら継続して開催をしています。
公式イベントへの参加
イベントと活動の性質上、書けることはあまりありません。
参加できるチャンスがあれば積極的に参加しました。
勉強会への参加
ジャッジ稼働の基礎力の維持・応用力の向上のために、各種勉強会への参加を継続しました。もう新人だとは言えない時期に入りましたので、これからも継続が必須です。
その他のイベントへの参加
ティーチングイベントを中心に、今年もお手伝いで参加する機会がいくつかありました。どのイベントでも、プレイヤーさんの笑顔が見られたのが印象的でした。
謝辞
イベントに参加いただいたみなさま、店舗のみなさま、ジャッジの先輩方や同輩たち、イベントを手伝ってくれるスタッフ、応援してくれる仲間、1年間を通じて多くの方にお世話になりました。
来年も、ポケカで遊んでくれる方のためになるような活動ができたらいいなと思っています。