GLIM SPANKYは素晴らしい
昨日、心に残る素敵なライブに行きました。
GLIM SPANKY BIZARRE CARNIVAL TOUR 2017-2018 2018.1.5(Fri) @新木場STUDIO COAST
昨年の9月頃にApple Musicで「今月の注目アーティスト」としてピックアップされていて、そのレトロでアンニュイなビジュアルに惹かれ、表題曲の『BIZARRE CARNIVAL』を聞いたら、そこには…中学生の頃大好きだったビートルズのSgt.Peppers Lonely Hearts Club BandとStrawberry Fields Foreverをかけ合わせたようなサイケでヒッピーな世界観の中で、ハスキーで美しい女性の声が高らかに響いていたのです。
一目(耳?)惚れでした。
収録曲のすべてが良くて、とにかくこのアルバムが好きで好きで、Kpop界隈で色々あって傷心気味だったこともありひたすら聴き込んでいました。
調べてみたら、このアルバムを冠したツアーが開催中のようで。このアルバムの世界観に浸るには「今」行くしかないんだと思い、チケットを調達しました。正直、ロックのライブは殆ど行ったことがなく、スタンディングはほぼ初でした。昔行った東京事変と椎名林檎はもっとハコが大きかったから…。誘える人もいないし不安も大きかったし、カルチャーショックもあったんですが(ロビーに喫煙スペースがあったけど何の仕切りもなくて、めちゃくちゃけむい!)、割と年齢層高めでファミリーエリアもあるような開かれた雰囲気で、十分楽しむことができました。。
ロックの人って、とにかく尖ってて、媚びないで、近づきにくい雰囲気があるんだろうな…と割とマイナス目なイメージがあったのですが、二人のMCは穏やかで楽しくて(亀本さんのギャップがすごいw)、でも「私達の音楽を世界中に届けたい」っていう熱さがところどころに出てて、キュンとしました。
ボーカルの松尾レミさんが「いつもライブでは言ってるんですけど、ロックって服装も楽しみ方もノリ方も自由で、どんな思想からも自由で、誰でも楽しめるものなんです。」と言ってくれたことにとても救われた。あぁ、私ここに来てよかったんだなーって。ここにいる限り自由なんだな…って。
レミちゃん(こっちの方がしっくり来るのでこう呼ばせていただく)、音源で聴くよりびっくりする位歌が上手くて、一定のキーを超えるとハスキーでエモい声になっていくところがもうたまらなくて、赤髪がめちゃくちゃ素敵で全部が美しくてああ、好き~~~~!!!!!ってなっちゃいました。
レミちゃんのインスタ、オシャレでキュートなんですよね~。
こんな女の子になりたかった人生である。。。
ギターの亀さん(こちらもしっくりくるので略)は背高くてて足首長くてギターめちゃくちゃ上手くてひえ~かっこいい!と思ってたんですが、MCになると声結構高くて(なんならレミちゃんの方が低い)、すごく親しみやすいキャラで好きになってしまいました。
亀さんのMCで印象に残っていた言葉。
「今日はもうちょっと会場に人が入れそうな感じですが(完売じゃないという意)、来たい人が全員来れたってことですよね。これってすごく重要だと思っていて。よく、チケット販売1時間後に完売!とかあるじゃないですか。僕らも他の会場であったりしたんですが。それって、来たくても来られなかった人がいたってことで。僕自身、前日にチケット買って入金ギリギリにお金払って行くこととかよくあるんで、それができるって大事。」
実際、一番行きたかったし都合付けやすかった最終日(土曜)のチケットは完売してたんですよね。でも、この日のチケットがまだ残ってたから私はこの二人に出会えたし、素晴らしい時間を過ごせたんだなって。
5月に武道館が控えているそうなので、また応援しに行きたいな。うれしくてうれしくて、帰り道レバニラ定食食べました。
※1/7 公式Twitterに画像のってました!