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13.エピローグというものを書いてみた。

平成終わるまでに書き上げようと言って始めた、この結婚パーティー振り返りの投稿。三月初めに、出会いの頃から書き始めて、四月半ばにいよいよ結婚パーティーの話題に入って行こうかという時に、ピタリと文章が止まった。

まるで自分の気持ちが新時代の幕開けを恐れ、平成が終わるという事に抗っているように、まぁ文章が進まない。

どの章もすんなり書き終わったとは言えないが、ここまで書けなくなることは無かった。
振り返るだけなのに、スランプに陥るとは何とも謎の現象だ。

それに重なって体調を崩してしまった。
いや少しカッコつけた。
体調を崩したと言うよりは、1日ひたすら眠くて全くと言っていい程動けない日があった。バイトは休みで、他に出掛ける予定も無かったので、この1日で振り返りを書き上げようとさえ思っていたが、どうしても、眠い。。。
あまりの情けなさに自己嫌悪が止まらなかった。



嫁はそんな僕を決して否定しない。



休む時は休んでたらいいねん。
休める時休みや。
寝れる時寝ときや。


この事がきっかけで、スランプ脱却の兆しが見えたし、今こうやって書いてるように、この出来事は絶対に書こうと思った。


東京に出て来て、いよいよ芸人活動に限界を感じ、家に帰っては愚痴の様な事を言ってみたり、「しんどい」等と吐露していたり、今思い返せばメンタル面は恐らくやられていた。


「こんなんでごめん。もうダメかも。
東京来たのにこんな事になってしまってごめん。。」



「いいねんいいねん。私は圭佑といれたら、何でもいいねんで。」



何故こんな事を俺に言ってくれるのだろう。



東京で迎えた、付き合って1年という日に食事に出かけた時には、嫁にとんでもない事を言われた。


「1年経ってもっと好きになりました。」


俺がこんな事を言ってもらえる資格があるのだろうか。


分からないけど、こんな事を言ってくれる人の前で、愚痴を言ってしまったり暗い顔をしていたくはない。
明るくて、輝いてて、笑っていたい。
と言いながら、思わず何かに対して愚痴ってしまった時も優しく聞いてくれる。


芸人に強烈に憧れて、明るい景色が見たくてその世界に踏み込んだ。
しかし、芸人の世界から離れて今、明るい景色が見れている。理想の姿になりたくて、理想だと思っていた世界から離れた。

何が何だか分からない。

ただ、今この最高の瞬間を迎えているという事は、きっと全て必要な出来事だったんだろうと思う。

多分これからも、想像も出来ない壁に当たるんだろう。どうせ(笑)
でも、大丈夫なんだろうと思う。思ってしまっている。


新たな時代を嫁と迎えられて良かった。
生きてて良かった。


これからも、嫁と色んな景色を見に行こう。
そんな様子を皆様に楽しんで頂けるようになる事を思うと最高です。

これからも最高の嫁共々どうぞ宜しくお願い致します。


因みに、書けない時期に結婚記念日を迎え、本当はこの日までに書き上げるのが綺麗だったよなーと思ってここでもまた自己嫌悪に陥りそうだったが、初めて過ごす結婚記念日が素敵過ぎて、書けなくなっている事等すっかり忘れていた。

更に因みに「1年経ってもっと好きになりました。」とは、藤井隆さんが乙葉さんに贈った言葉だそうです。
このエピソードを知ってる嫁、そしてこの日に使う嫁、センス抜群。

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