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保護犬を引き取る予定でして、保護犬保護猫カフェに様子を見に行ってきました③(まとめ)

この日僕は、ひとりでここに来ていました。

嫁は、別日で既に様子を見に来ていて、
あんな子がいた、こんな子がいた、引き取るならあの子にしようかな、
なんて事を話していました。
寧ろもう引き取って来たぐらいのつもりで話していて、部屋のレイアウトもそれに向けて加速度的に仕上げている現状です。

引き取る子や、レイアウトは嫁にお任せしているけど、
そうだとしても一度僕も見とかないとな、
と思い、この日足を運んでみました。

いよいよ迫った、犬が我が家に来る日を、全くの初めましてで迎えるのは何となくダメなような気がしたんです。

という事で実際に行ってみた感想を、帰って嫁に話す。

例えば・・・
うんちを拾えなかった話。
おしっこは拭き取った話。
生理になってる犬を初めて見た話。
猫がすごく懐いてくれた話。

どれもが新鮮で衝撃で、どの話も「せやろせやろ」とよく聞いてくれました。

中でも引き取りに関して僕が一番リアルに感じた出来事がありました。

カフェに来ていたある1人の女性が、
「この子(猫)を引き取りたいのですが、どうしたらいいでしょうか?」

とスタッフさんと話していて、そこで譲渡までの流れを説明されていました。(すいません狭い空間だったので、普通に話していてもよく聞こえてしまうんです。コロナ対策はしっかりされております。)

譲渡までに「面接」があるそうなのですが(ホームページにも記載されております)その場での会話が既に簡単な面接のようになっていたんですね。

そしてその結果、「譲渡は出来ない」となったんです。
会話の内容までは書けませんが、その女性から悪い雰囲気は全く感じなくて、本当にその猫を好きになり引き取らせてもらいたいという思いを感じました。
そして僕が身動き取れなかった、あの床のうんちを拾ったのもその女性です。動物が好きじゃないと、そして優しくないと即座にあの動きは出来ないと思います。

でも譲渡は出来ないとされました。

どこまで書いていいのか分かりませんが、
お断りの理由が腑に落ちて、
あーーーー、確かに、、
好きなだけでは無理なんだ、、、

と、これから引き取ろうとしてることへの怖さを感じました。

これから書くことはその女性の事ではなく、最近の流れとして、、

コロナの影響で外出が制限されるようになって、
ペットを飼う人が増えたそうです。

そして更に、その流れから、保護犬も増えたそうです。
理由は「飼ってみたけどやっぱ無理だった」というのが多いそうです。
そして保護犬施設に連れてくる。

かと言って保護犬施設も全て引き取る事は勿論出来ない。

という事は、、、
という悲しい流れにまでなっているのかもしれません。

僕が小学生の頃に暮らした犬の事が思い出されます。
もう記憶が曖昧になっているけど、ちゃんと引き取られたのだろうか。
そもそも我が家に来た経緯は?
自分が欲しいとか言ってなかっただろうか。
とても可哀想な飼い方をしてたんではないだろうか。

親にもう一度聞いてみます。怖くなってきました。


今可愛いと思えるようになった気持ちを大切にしたいと思います。
これから引き取るにあたって、面接等の手続きが僕らもあるので、断られる可能性もあるのですが、一緒に暮らす事になるならば、「ここに来て良かった」って思ってもらいたいなと思います。
命を預かる事の責任。
「好き」だからこその責任。

嫁はそのメンタリティも含めて受け入れ態勢は万全です。
僕も今回こちらのカフェで色んな子と接する事が出来て良かったです。
本当にどの子も可愛くて、
あーーもう!かわいいなーー!!てなってましたが、

何故この子達はこのカフェにいるのか。

それを考えると可愛いという感情だけでは無理でした。

優しくなりたいし、
優しさには責任や強さというものも含まれてるんだ。

そんなことを感じた保護犬保護猫カフェ訪問でした。

楽しかった、可愛かった、
ぐらいの事を書くつもりだったのがこんなにも長くなってしまいました。
ちゃんとまとまったでしょうか?(^-^;
最後まで読んで下さいましてありがとうございました。


(サムネに関しては、犬マスクをアピールしたいけど、眩しさで目つき悪くなったからサムネにするか迷ったけど、犬マスクをアピールしたいが勝ったという葛藤の歴史をどうぞご理解下さい)

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