手首の痛みから今年を振り返る。

2024年6月ぐらいから、手首が痛くなり始めました。
左の手首。腱鞘炎のようです。手首痛いのって結構辛いですね。

いやまぁ、どこが痛くても辛いです。
前に一度ギックリ腰になったこともありました。その時の絶望たるや。引っ越しの準備をしているタイミングだったので、妻に心配されるよりも呆れられ、絶望してますという眼差しを向けられて、腰の痛みにオプションでプラスされた痛みがありました。

痛みって辛いですよねほんと。
6月に痛めた手首は、今でも痛いんです。一瞬11月ぐらいに痛みが和らいで、「あ、ようやくこの痛みから解放される」って思ったのですが、最近またしっかり痛くなり始めました。

痛くなった原因は明らかで、仕事でひたすら皿洗いをしていたからです。
右手にスポンジ、左手にお皿を持ち、ひたすらひたすら洗います。大きさも違ければ、お皿以外にも種類豊富なお鍋なんかも洗います。

2月にこの仕事を始めて、6月に痛くなり始めました。
力を受け止める左手首が痛くなるんだーと勉強になるなーって思いました。

思い返せば、2月に始めた当初、右肩が痛くなったし、両肘がしびれる現象にも見舞われました。お皿洗いって結構ハードなお仕事なんです。
結構大きな会社の社員食堂の洗い場で、毎日1000人以上の方が食事をされるんですね。この場所だけでこんなに皿があるなんて、世の中にはどんだけ皿があるのかと呆然とします。

2024年2月~6月の平日の5日間は、ひたすら皿洗いをしていました。
楽しい職場だったし、色んな人と絡めて良かったのですが、移住のタイミングで辞めました。
でも、もし移住が無ければずっとこの仕事を続けていたのかなと思うとゾッとします。手首が完全にぶっ壊れていたかもしれません。時給も良ければ、楽しいと思っていたので、辞めるって言えなかったような気がします。体あらのサインに応えられなかった気がします。

辞めたし痛みも治まるだろうと思っていたのですが、全然治まりませんでした。
服を羽織る時、背中を洗う時に手首に痛みが走るのは意外でした。この動きの時ここに力加わってるんやと、これもまた勉強になりました。

移住して、町の居酒屋で仕事を始めたのは8月の半ば頃。
一月半は手首をなるべく安静にしとくよう心掛けましたが、服も羽織るし風呂にも入るし、なんせ家でも洗い物します。痛みは治まりませんでした。

居酒屋で仕事を始めたもので、洗い場専門では無いけども、また手首を使う場面が増えました。
11月に痛みが和らいだのは何だったのでしょうか。
あ、湿布を貼ってたんだ。仕事の時以外は手首に湿布を貼っていたので、徐々に効果が出て来てたんですね。しかし今度は、長く湿布を使っていたせいで、湿布貼ってる所が荒れ始めたんです。ヒリヒリして、湿布貼れなくなりました。かゆみ止めを塗ったりしてヒリヒリをなんとか治めましたが、また腱鞘炎の痛みがしっかりと出てきました。俺の左手首はどうしたらいいんでしょうか(笑いのニュアンスで読んで貰って大丈夫です)。

ただ、手首の痛みが続いてる事で1個感じた事があって、それは、
「あー俺は俺としてここにいる」という事。

え?って感じですよね。もしくは、は?って感じでしょうか。

今年は東京から小林に移住して来て、生活が大きく変わりました。
今まで会えてた人とも会えなくなったし、環境が変わって世界が変わって、全く違う人生が始まったという、希望とも絶望とも取れる出来事でした。

そんな大きくて数多い変化の中で変わらなかったものが、手首の痛みでした。ここに、俺は俺で変わらないんだなと感じて、それが移住後の不安や寂しさを和らげる材料になりました。
東京の生活は凄く楽しくて、何より人に恵まれたと思います。
それが無くなるのは(無くなる訳じゃ無いのは分かってますが)寂しいけど、この痛みが、僕が東京で過ごして色んな人と会って色んなことを経験した証になっているなあと思ったんですよね。

考えすぎ?(笑)
まぁ、そう考えました。

今年も1年色んな事がありました。
総括すると、楽しかったです。

メンバーシップに入って下さっている皆様、少しでも入っていてくれていた皆様、記事を読んでくれた皆様、本当にありがとうございました。

限定記事でも何となくこんな事を書いてるので、もし良ければ覗きに来てみて下さい。最後に告知失礼しました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

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