プレパパ日記_働きたくても働けないってのはこういうことか…
妻は妊娠8週目。
つわりのピーク。
変わってあげたいと思っても、何もできない。
そして、辛さがわからない...そこはほんと、ごめんね。
え、こんなに受診料ってかかるの?
区役所に妊娠届を提出して、初めての妊娠健康診査。
区の実施する妊娠期面接(ネウボラ面接)の際に、受診票を受け取ることができた。
これで、都内の医療機関での妊娠健康診査14回分や、妊婦超音波検査1回分、妊婦子宮頸がん検診1回分の助成が受けられる!
やったー!助成があって助かる!と思っていたけど、帰宅して妻がもらってきた領収書をみてびっくり…
1回目の受診料は20,000円強…
妊娠検査受診票を使用したので10,000円は割引されたものの、こんなかかると思っていなかった…(´;ω;`)
全部で15万って、だいぶつらい。
出産育児一時金は来年度から50万円や東京都の申請児1人あたり10万円相当の子育て支援があるものの、ポン助の住むエリアでの出産のためには、分娩入院で70万~120万かかる…
今までは、全然出産や育児に対する支援や政策、特に少子化対策について考えていなかったけど、せっかく子供を産んでも赤字ってこういうことかと、初めて感じることとなった。
もちろんもっと稼げる職についていれば…自分の能力がもっと高ければと、思ったのだけど、普通にサラリーマンやってても生活が苦しくなるって、子育てのために生活水準を下げなきゃいけないというのが正直なところ。
それなら、一人っ子が限界。
絶対少子化止められないでしょ、と思った。
働きたくても働けない…
妻のつわりがひどいので、初回の妊娠健康検査では、「母性健康管理指導事項連絡カード(母健康カード)」をもらおうと話していた。
職場からも、あまりつわりが続くようであれば、診断書をもらってきてといわれたためだ。
母健カードとは...
主治医や助産師が、妊婦の所属先の会社の雇用主宛に作成してくれる、管理措置の指導内容について文書。診断書と同等の重みがある。
妻は妊娠悪阻(妊娠中にみられる極めて強い吐き気や激しい嘔吐)と診断され、症状も重かったため、指示事項として休業「自宅療養」と該当箇所に〇がついた。
医師からは働けるときには、在宅勤務をしてよいととのアドバイスももらっていた。
母健カードと医師の言葉を携えて、所属先の職場に申請したのだが、会社からは予期せぬ指示が…
「これから職場で働いても良いという診断書をもらうまでは、有給休暇をつかって休むように!」
「え、ええーっΣ(・□・;)(;^ω^)」
病気ではないのに、そして体調には波があり、調子がいいときには働けるのに、なんで働けるときも有給休暇消費しないといけないの…?
会社側がいうには、有給休暇がなくなったら、欠勤しても良いとのことだが...
普通に考えたら欠勤すると給料減るよね(;・∀・)
ただでさえ赤字なのに、できれば有給休暇を本当に使いたい産休前までとっておきたいのに。
働けるときに働けたらいいのに。
今日の気づき
助成が妊娠する→つわり→会社を休みがちになる→本人は調子がいいときには働きたい→会社としては有休を消化して休んで欲しい
もちろん、体調いいときだけ都合よく働かれると、引継ぎなども大変で、仕事に支障が出るって言い分はわかるけど!
それでも女性が働くということは、妊娠することは前提として、妊娠期のスキルアップのためにセミナーだけは受けてもらう、継続的な就業を可能にするためバックアップ作業をしてもらう等、働きたい人のための制度や業務があってもいいよなと感じた。
そもそも休んでいいよって言ってくれる会社は優しい会社なんだなーとも思う。
ネットでは、つわりで休めないから退職という選択をする人もいることもわかった。
現行の制度はほとんど男性目線で制定されたものなのだから、やっぱり女性の経営者は必要だよね。