Q.もしも現実に5億年ボタンがあったら
どうもこんにちは、ポンです。
突然だが皆様は『5億年ボタン』を知っているだろうか?
超簡単に言うと、『なんにもないところで5億年ひとりぼっちで生活出来たら100万円貰えるボタン』だ。
もちろんそんなボタンは現実世界にはなく、漫画の世界での話だ。というかもし現実にあったら労働基準法の観点的にNGだろう。
5億年で100万円ってすごいぼられている気がする(実際年収に直すと0.002円しかない)が、このボタンの憎いところは、その自分が体験した5億年は現実世界ではほんの一瞬の出来事であり、そこで暮らした記憶は消えることにある。
だから、ボタンを押した側からしたら、宝くじで当たったみたいな感覚だろうし、その様子を見ている人達が「俺も俺も」となるのもうなずける。
高橋名人からすれば打出の小槌みたいなものだろう。
さあ、ここからが本題だ。
今ここに『5億年ボタン』があるとして、あなたは押すだろうか?
これは、本当にちょっとした思考実験的なものだと思う。
ちなみに、涼宮ハルヒの消失より、長門有希が経験したエンドレスエイトでやっと約553年だ。
そう考えると5億年ってとんでもなく長い気がする。
気がするっていうか、実際長い。
自分だけであーだこーだ言っていても答えが出るはずもないのでアンケートをとってみた。
こうして見てみると若干『押さない』派の方が上回っている。
なぜそう答えたのか、彼らに質問してみた。
『押さない』派、山田さん(仮名)の場合
山田)いやー、嫌じゃない?とてもじゃないけど耐えられないよね。5億年って相当よ?
― そうですか。
山田)うん。だって1億年が5つでしょ?そんなのもう業(カルマ)じゃん。苦(く)~~~~~~~~~~~
― …?
山田)80年でさえ長~って思うのに5億年は無理よ。
― 貴重なご意見ありがとうございました。
『押さない』派、田中さん(仮名)の場合
田中)俺は絶対に押さないっスね。5億年でたったの100万ってコスパ悪すぎでしょ。(笑)
― でも、現実世界では一瞬のことですよ?
田中)そうは言ってもね。(笑)
…っていうかそんなボタン怪しくないスか?絶対なんか裏があるって。ボタンを押したタイミングから夢でも見てるんじゃないスか?
― …
田中)…
『押す』派、熊田さん(仮名)の場合
熊田)俺ァ押しますね。ワクワクしますもん。
― ワクワク、ですか。
熊田)5億年間孤独ってことでしょ?胸の高鳴りが止まらないですよ(笑)
― はぁ…
熊田)なんなら金なんかいらねえよ。俺が逆にあげてえくらいだ。
― え?
熊田)あぁ~、想像するだけで武者震いが止まんねえや。ここら辺にいい密室ってありません?とりあえず5年だけお試しプレイさせてください。
― ありがとうございました。
A:一部のマニアを除いて押さない方がいい。普通に怪しいから。
というかそんな邪悪なドラえもんみたいな道具、できる前に誰かが処分してくれるでしょ。
FIN